●五体俳句0200・背04・橋本榮治01・2014-11-13(木)
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○「母の背に風があつまる冬菜漬」 (『麦生』2006) (橋本榮治01)
季語(冬菜漬) 「ははのせにかぜがあつまるふゆなづけ」
【鑑賞】:何度も何度も負んぶしてきた母の背 何度も何度も抱きつかれた母の背 そんな母の背に世界のあらゆる風が あたりまえのように収斂する
○橋本榮治(はしもとえいじ)
●好きな一句「寒柝の仕舞の一打われへ打つ」02
季語(寒柝・冬) 「かんたくのしまいのいちだわれへうつ」
【Profile】:1947年、神奈川県横浜市出身。1976年「馬酔木」入会。→福永耕二の指導を受ける。1987年「馬酔木」同人。1996年第19回俳人協会新人賞受賞。1997年馬酔木編集長。2003年「件」創刊、発行・編集人。2005年同人誌「琉」創刊、代表・編集人。2013年「百磴」と「琉」が合併、→雨宮きぬよと橋本榮治2人共同代表の俳誌「えい※木に世」となる。
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橋本榮治掲載句
03山並に山並重ね冬に入る(冬に入る・初冬)〈方法・同質因果〉2018/11/7
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