俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0124・越える(空間)01・雨宮きぬよ・2013-04-07
○「初蝶の手桶の水を越えゆけり」(雨宮きぬよ01)
季語(初蝶・春)
ひらひらと舞う蝶が、水を汲んだ手桶を越えていきました。なんとも春らしい取り合わせです。それが、今季初の蝶なのですから。
○雨宮きぬよ(あめみやきぬよ)
代表句「満開と言へどはるかなさくらかな」02
季語(さくら・春)
1938年、静岡県焼津市生れ。→殿村菟絲子より俳句の手解きを受ける。1972年殿村菟絲子主宰「万蕾」に創刊と同時に参加する。「群青賞」を受賞。「万蕾」解散後、1996年3月、海老名で「百磴」を創刊。