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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
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■次元俳句641「鷗とぶ春の潮の秀にふれて」(西尾桃支)

2024-03-28 04:56:00 | 次元俳句

●次元俳句641・秀(ほ)1(空間)・西尾桃支01・2024-03-28(木)
○「鷗とぶ春の潮の秀にふれて」(西尾桃支01)
○季語(春の潮・三春)(→「ねりえ日和」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえ・おけこせそてとぬねのふへみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:次元空間の「秀(ほ)」である。「穂(ほ)」と同語源らしい。「外形が人目につきやすく突き出ていること」。掲句では「春潮の尖った波の先」の意味であろう。

西尾桃支(にしおとうし)(1895~1978)
○<収集句上記の1句>
【Profile】:兵庫県明石市出身。下関市の西尾家の養子となる。父・→西尾其桃同様下関で俳人・医師として活躍。父の遺志を継ぎ1932年『其桃』創刊主宰。


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