俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○特集俳句708・金属俳句1鉄鎖・山口誓子15・2025-06-29(日)
○「夏の河赤き鉄鎖のはし浸る」(『炎昼』1938)(山口誓子15)
○季語(夏の河・三夏)(「増補版いちばんわかりやすい俳句歳時記(主婦の友社)」より引用)
【鑑賞】:新特集は「金属俳句」。第1弾は「鉄鎖(てっさ)」。垂れた鉄製の鎖(くさり)の末端が夏河の水面に浸っている。金属俳句としてはいの一番に登場させるべき俳人といえようか。