俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句592「記憶より明るきくらげ出てきたり」(小林かんな)

2022-07-21 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句592・感情32記憶2・小林かんな01・2022-07-21(木)
○「記憶より明るきくらげ出てきたり」(小林かんな01)
○季語(くらげ・三夏)(「→週刊俳句 Haiku Weekly」より引用)(「休日」10句)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:口語にすると「思ったよりも」で済んでしまうところ。そこを「記憶より明るき」とする。なにやらおごそかなる「くらげ」の一物俳句の完成である。

小林かんな(こばやしかんな)
○好きな一句「海の底見てきた夜の扇風機」02
○季語(扇風機・三夏)(引用同上)

【Profile】:1965年京都市出身。2018年「Υユプシロン」(→岡田由季小林かんな、→仲田陽子、→中田美子の関西在住女性俳人4名による作品集)に参加。

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