俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句551「鳥渡る胸のすき間に海の音」(『海の音』2015)(稲垣麦男)

2021-10-03 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句551・隙間(空間)2・稲垣麦男01・2021-10-03(日)
○「鳥渡る胸のすき間に海の音」(『海の音』2015)(稲垣麦男01)
○季語(鳥渡る・三秋)(「俳句界201501」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(いいいたうえすせそてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:秋になって遥か大海を超えて渡ってくる鳥たち。胸の和毛(にこげ)の隙間に海の波音を蓄えながら越冬するのだ。


稲垣麦男(いながきむぎお)
○好きな一句「膝に来る肩にくる蜻蛉活火山」02
○季語(蜻蛉・三秋)

【Profile】:1931年東京都出身。町田市在住。1981年→上田都史に入門。1982年鎌倉で「蒼茫」創刊主宰。1986年「蒼茫」を発展的解消し同人誌「第一波」発行。1993年「蒼茫」復刊。

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