俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○特集俳句0314・夢見俳句03・平子公一01・2017-01-20(金)
○「かはたれの夢の端に舞ふ冬の蝶」(平子公一01)
○季語(冬の蝶) 「かはたれのゆめのはにまふふゆのちょう」(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「かはたれ」とは「明け方頃の時間帯」という意味。なかなか眠れないままの明け方近く。ひらひらと冬の蝶が夢と現実を行ったり来たり。誰が来ていたのだろう。
●平子公一(ひらここういち)
○好きな一句「松過ぎの鶏鳴軽し畑けむり」02
○季語(松過ぎ・新年) 「まつすぎのけいめいかるしはたけむり」(「今はじめる人のための俳句歳時記新版(角川学芸出版)」より引用)
【Profile】:1940年、北海道出身、練馬区在住。「馬酔木」同人。俳人協会幹事。