俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句0313・孔雀色01・鈴木白祇01・2017-01-11(水)
○「霜晨の孔雀色なるこずゑかな」(鈴木白祇01)
○季語(霜晨・冬) 「そうしんのくじゃくいろなるこずゑかな」(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「孔雀色#008E74」とは「孔雀緑」ともいわれ、孔雀の美しい青緑の羽のような鮮やかな青緑色ということです(→「日本の伝統色」)。霜晨(そうしん:霜の降りた朝)の樹々の幻想的な情景であります。
●鈴木白祇(すずきはくぎ)(1914~1997)
○好きな一句「人声にさとくふたたび鶴凍てぬ」(『雲海抄』1976)02
○季語(鶴凍つ・冬) 「じんせいにさとくふたたびつるいてぬ」(引用同上)
【Profile】:東京都出身。1934年、→飯田蛇笏に師事。「雲母」同人。1956年、「雲海」創刊主宰。