俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句0305・音の物質化09・古賀しぐれ01・2016-11-17(木)
○「風音のちらかつてゐる落葉宿」(「あふみの旅」10句)(古賀しぐれ01)
○季語(落葉・冬) 「かぜおとのちらかつてゐるおちばやど」(「俳句界201301」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:この風音は例えば「ヒューヒュー」か「ピューピュー」。その堅そうな夥しいカタカナが落葉に紛れて散らかっています。
○古賀しぐれ(こがしぐれ)
○好きな一句「初時雨影美しき観世音」(同上)02
○季語(初時雨・冬) 「はつしぐれかげうつくしきかんぜおん」(引用同上)
【Profile】:1950年、滋賀県大津市出身。1988年、「ホトトギス」「未央(びおう)」に投句。→稲畑汀子に師事。「未央」名誉主宰、吉年虹二、前主宰岩垣子鹿に師事。1994年「ホトトギス」同人。平成22年より「未央」主宰。