俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0305・髪016・伊藤翠01・2016-11-15(火)

2016-11-15 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句0305・髪016・伊藤翠01・2016-11-15(火)
○「冬草に雨をみてより染める」(「船団」200107)(伊藤翠01)
○季語(冬草) 「ふゆくさにあめをみてよりかみそめる」(→「季語別俳句歳時記」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:髪を染める軽いきっかけとなったのは、冬草に付着した雨粒を見たからです。感情の機微を詠んだ「配合」句です。

 

伊藤翠(いとうみどり)
○好きな一句「マネキンの手足はずされ冬花火」(『桜しべ』2006)02
○季語(冬花火) 「まねきんのてあしはずされふゆはなび」

【Profile】:1934年生まれ。長野県在住。「未来図」同人、「風鈴」同人。現代俳句協会会員。

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