俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0281・折る(空間)01・上野一孝01・2016-05-29(日)
○「座布団を折りて枕や業平忌」(上野一孝01)
○季語(業平忌・夏) 「ざぶとんをおりてまくらやなりひらき」(→「現代俳句データベース」より引用)【→次元俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:陰暦の今日は六歌仙の一人で、伊勢物語の主人公とされる在原業平の忌日(880)。取り合わせの一考察→「座布団を折って枕にする。枕といえば枕詞。そういえば『ちはやぶる神代も‥』は業平の歌だったなあ。」
●上野一孝(うえのいっこう)
○好きな一句「覚めてまた眠りに白のさるすべり」02
○季語(さるすべり・夏) 「さめてまたねむりにしろのさるすべり」(「俳句201311」より引用)
【Profile】:1958年、兵庫県姫路市出身。1975年より→森澄雄に師事、「→杉」同人。1993年より「杉」編集長。『萬里』により杉賞受賞。2010年「杉」退会。2011年高橋博夫とともに「梓」創刊。「梓」代表。日本文芸家協会会員。
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上野一孝掲載句
03旅人のひとりの昼餉萩の花(『萬里』1997)(萩の花・初秋)〈特集俳句671・食事俳句1-5昼餉〉2024/10/25