俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0279・味覚019=甘い2・千々和恵美子01・2016-05-16(月)
○「潮の香の甘き海酸漿鳴らす」(千々和恵美子01)
○季語(海酸漿・夏) 「しおのかのあまきうみほおずきらす」(「俳句201507」より引用)【→五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:未だ見たことも触ったことも、ましてや口に含んで鳴らしたこともありません。しかし、響きの美しい季語であります。→コトバンク
●千々和恵美子(ちぢわえみこ)
○好きな一句「浜の石噛ませて祭屋台組む」(第52回角川俳句賞受賞作品『鯛の笛』50句)02
○季語(祭・夏) 「はまのいしかませてまつりやたいくむ」
【Profile】:1944年、福岡県出身。1986年「雪解」入会。→皆吉爽雨に師事。1999年「白桃」入会。→伊藤通明に師事。「雪解」「白桃」所属。2003年「俳句朝日奨励賞」受賞。俳人協会会員。「鯛の笛」にて第52回角川俳句賞受賞。「ふよう」主宰。