俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0280・利休鼠01・千田一路01・2016-05-25(水)

2016-05-25 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句0280・利休鼠01・千田一路01・2016-05-25(水)
○「走り梅雨利休鼠に海凪ぎて」(千田一路01)
季語(走り梅雨・夏) 「はしりづゆりきゅうねずみにうみなぎて」(「俳句界201303別冊平成名句大鑑」より引用)【→色彩俳句-索引01色彩俳句-索引02 →俳人一覧()】

【鑑賞】:色彩俳句280回目は「→利休鼠りきゅうねずみ#888e7e」。この句で思い起こすのは北原白秋の「城ヶ島の雨」。雨はふるふる城ヶ島の磯に利休鼠の雨がふる。※「りきゅうねず」が正しいらしいのですがこの句も白秋の詩も「りきゅうねずみ」と読ませています。

 

千田一路(せんだいちろ)
○好きな一句「千枚田一枚ごとに沸く田水」02
季語(田水沸く・夏) 「せんまいだいちまいごとにわくたみず」

【Profile】:1929年、石川県珠洲市出身。1954年「→」の→沢木欣一に師事。1956年、珠洲「風」句会を創立。1958年第5回北国文芸賞受賞。月刊誌「日本児童文学」の全国児童文学同人誌評を担当。1967年「風」同人。1975年、珠洲市俳文協会を組織。1985年「海女の島(50句詠)」により第31回角川俳句賞受賞。2004年「風港」創刊主宰。


千田一路掲載句
03秋あかね老いて身に添ふわらべ歌(秋あかね・三秋)〈五体444・身体20〉2019/8/12

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