俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0210・蒼07・白澤弓彦01・2015-01-21(水)
【→色彩俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「冬の日の硝子の截り口海蒼む」(『白澤弓彦句集』2006)(白澤弓彦01)
〈あお蒼〉blue#0000ff
季語(冬の日) 「ふゆのひのがらすのきりくちうみあおむ」
【鑑賞】:古い硝子を切る工具はダイヤモンドのチップが付いていた、と記憶しています。高価なのでしょうね。硝子の断面はでこぼこしていて冬の蒼い波のようです。
○白澤弓彦(しらさわゆみひこ)(1952~2006)
●好きな一句「たましひや影の濃くなる雪の上」(同上)02
季語(雪・冬) 「たましひやかげのこくなるゆきのうえ」
【Profile】:早稲田大学文学部卒。「寒雷」時代から→石寒太を支えてきた「炎環」の中心的人物。