俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0208・嗅覚038・原コウ子01・2015-01-07(水)
【→五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「人日や人の香ほのと我を過ぐ」(『胡色』1972)(原コウ子01)
季語(人日・新年) 「じんじつやひとのかほのとわれをすぐ」
【鑑賞】:1月7日は五節句のひとつで七草粥をいただくのだそうですが。そろそろ正月気分も抜けて、本格的に仕事をする気持ちになる日ですね。仕事と季節感は人それぞれではありますが…。
○原コウ子(はらこうこ)(1896~1988)
●好きな一句「初冬のこころに保つ色や何」02
季語(初冬) 「はつふゆのこころにたもついろやなに」
【Profile】:大阪府出身。1916年、→原石鼎に師事して俳句をはじめ、1918年石鼎に嫁す。「鹿火屋」創刊号より編集を手伝う。1928年「鹿火屋」に婦人俳句欄を設け選を担当。1952年より「鹿火屋」主宰。俳人協会評議員。