俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0209・裏(空間)07・杉野一博01・2015-01-11(日)
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○「冬の蠅日差が紙の裏にまで」(杉野一博01)
季語(冬の蝿) 「ふゆのはえひざしがかみのうらにまで」(「現代俳句データベース」より引用http://www.weblio.jp/content/%E6%9D%89%E9%87%8E%E4%B8%80%E5%8D%9A
【鑑賞】:たとえ弱くても冬の日差はゆっくりと時間をかけて紙の裏側へまでおよびます。冬に蠅が生まれるほどの冬陽のぬくみです。
○杉野一博(すぎのかつひろ)
●好きな一句「さむざむと馬を横切る地名かな」02
季語(さむざむ・冬) 「さむざむとうまをよこぎるちめいかな」(「現代俳句データベース」より引用http://www.weblio.jp/content/%E6%9D%89%E9%87%8E%E4%B8%80%E5%8D%9A)
【Profile】:北海道函館市出身。→松澤昭の「四季」に拠る。1991年「艀(はしけ)」創刊主宰。