今年の正月は,体を動かしてばかり。
飲んで寝ていたのは12月29日だけ。
さてトップ写真の不思議。なぜ太陽光線は末広がりなのか。点光源で1億5000万キロ彼方の太陽から来るはずだから,広がるハズはない。
が,現実は広がっている。その交点は雲のすぐ上じゃあないか。ならば太陽はせいぜい数千メートル上空にあることになる。長いこと不思議に思っていた。
じっくり考えてみた。
答えは,視点の変更にあった。
太陽は2次元的に見れば雲のすぐ上に位置するが,実際はその奥1億5000万キロに存在する。
末広がりの幅が10kmあったとする。10kmの幅の矩形の板を太陽まで1億5000万キロ延ばして架けたとする。
そう考えてみると,多分その板の映像の2次元投影した画像は三角形のピラミッド状に見えるはず。だから,写真の末広がりは正しいし,太陽が頭上直近にあると考えるのは我々の錯覚であることが判る。
1億5000万キロの板は遠近法によって末広がりに見えるはずである。
じゃあなぜ遠くの物は小さく見えるのか?こいつも5年前にまじめに考えてみた。答えは忘れたが確かに図面で証明できまする。
日本は平和だなあ。
正月早々,多くの人が裏山に登ってきた。ノルディック風のポールを持った人も多い。