酒と薔薇の日々

『おやじの放浪日記』
アウトドア(山,チャリ,キャンプ)+料理+カメラと物欲の日々

誰も遊んでくれないので単独宮島へ

2012年01月02日 | アウトドア

今年はちょっと趣向を変えて,青海苔海岸へ行ってみようと思い立った。

宮島桟橋を下りたらほぼ10時

多々良浦まで海岸線を歩いて,果樹園の間を山へ登っていく。

この辺りは,広大の植物研究所が管理していて,木には細かく樹木名称のプレートが付けられている。

お陰で,これが「ヤブムラサキ」であると知った。ずっと,紫式部だと思っていたのだ。

300m程度の標高で,分岐がある。分岐しなければ「奥の院」に通ずる。

ここから本格的に山道。寒いし誰もいないし・・・ちょっと不安

岩船岳を望む。霞み具合からして10kmもあるように見える。あそこまで行くのに何時間かかるのかと思う。

実は距離にして2.5km

この写真は岩船岳と青海苔海岸へ下りる分岐あたりなのだが,海岸までもすごく遠くかつ標高差が大きく見える。(実は直線で2km)一人で不安な関係だろうか・・・焼きが回ったなあ。

で,またここまで登ってくることが出来るのかと不安に思えてきたので,海岸へ下りるのは中止して引き返し,山越えをして奥の院へ出ることとした。

10年前に通った山道の逆コースです。

位置確認しようとスマホを出したが,電波が届かないのでGoogleMAPが使えない!なんたる失敗。

やっぱりMio168がいるなあ。キャッシュ内に地図があればナビ出来るソフトもあるらしいので,これを入れておかなくっちゃね!

良い感じの木であります。

能美島が見えたし,南側で暖かくなったので,バナナとミカンで昼食。北側は寒いのだ。特に尾根。(北側の気温は数度)

やっと奥の院へ下山

ここから,仁王門経由で大聖院までがまた長い。もう一個山越え(420m)がいる。けっこうハードな行程になりました。全行程12km以上。

大聖院に着いたら,14時5分。青海苔経由だと多分+3~4時間だろうから暗くなっていたはず。止めて正解でしょう。

奇遇なことに,友人F氏が大聖院の川越しに大声で呼んでいた。奥さんと来たらしい。

ここから一杯飲み始めて,いつもの杜の宿で入浴してご帰還。

宮島の土産街は大混雑。ミシュラン&世界遺産指定効果はすさまじいね。

街を逆行しながら人々を眺めたが,高齢者は,なんかみんなすごく疲れた顔した人ばかり。

なんであんなに,何日も旅行したような疲れた顔してるんだろうなあ。不思議

帰りがけにスーパーで食べたいと思う物を購入。

生野菜・ドレッシングは当然,青じそ,ご飯(酢めし),酢でしめた鯖。全部酢じゃあないか!

タンパク質+ビタミンC+酢+炭水化物+脂質

失われた物を体が求めているのがよくわかる。

 


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