会社法改正のスケジュール

民法債権法改正より、
会社法の改正の動きに気をつけようと書いてきましたが、

2014年の試験は、現行法で実施されることが確実視されています。
安心して今の学習を続けてください。

というのは、
会社法の改正案を秋の国会で通そうとはしていますが、
この国会に乗らない可能性もあるし、
もし、通ったとしても、
施行期間を1年以上明ける形で準備を進めているようだからです。

つまり、
施行は早くて2014年秋になる。
場合によっては、2015年施行ということも考えているようです。
ですから、2014年の試験段階ではまず改正法は施行されておらず、
本試験は、現行法で実施されるということなのです。

講義でもよくお話しておりますが、
今回の改正で、社外性の要件が変わります。
となれば、
監査役を改選しなければならない会社は多く、
その準備期間として、実際の施行まで時間をあけるようです。
秋に国会を通って、いきなり4月に施行したら、
その直後の6月の定時株主総会で新しい社外性の要件を満たす者を探す必要があり、
それは、大変だろうということですね。

ということで、
2014年目指す方は、
民法
会社法
とも大きな改正は気にする必要はありません。

安心して、やるべきことをやりましょう。

ただ、状況は変わる可能性がありますので、
状況が変わりましたらまたお伝えします。