アトキンスダイエット失敗日記

話題の低糖質ダイエット失敗の顛末と、体重-25kgへの挑戦について。

アトキンスダイエット完全失敗(T_T

2004年08月10日 | ダイエット
さて、ここまで引っ張ってきたわけだけど、肝心のオレの「アトキンスダイエット」はどうなってしまったんだ、っつう素朴な疑問がわいてくる今日このごろ(@_@;
いや・・・自分でも不思議だ(^_^;
アトキンスダイエットに関しては、そのバイブル的な存在だと思われる「アトキンス博士のローカーボ(低炭水化物)ダイエット」自体が絶版になってしまっていて、実態がはっきりしない状況になっている。
幸いにもインターネット上のサイトでかなり詳しいところがあるのでそれを参照してってのが現実的なアプローチだろう。
また最近になってアトキンスダイエットに改良を加えたと思わえれる新しいダイエット法サウスビーチ・ダイエットの翻訳が発売されたのでそれを参照するという手もある。
これらに目を通して考えると、結局低糖質ダイエットは以下の3つの機能に分類することができるようだ。

1.インダクション
2.低インシュリン
3.脂質の質の選別

低インシュリンダイエットは2、アトキンスダイエットは1と2、サウスビーチ・ダイエットは1、2、3、を利用している。

1はダイエットの初期効果を我々に与えてくれる(ぬか喜びとも呼ぶなぁ)。
ダイエットの初期効果というのは低カロリーや低糖質な食事に切り替えた結果として、体内に蓄積されたグリコーゲンがそれが保持していた水分と同時に失われることだ。
通常成人は体内に300g程度のグリコーゲンを持っている、これを消費するときに4倍のグラム数の水分を排出する。結果1.5kg程度の減量効果を得ることができると考えられる。しかしこの低下した重量の中には脂肪は1gも含まれていない。
続いてグリコーゲンが枯渇した結果として筋肉が分解(異化)され始める。筋肉(たんぱく質)は脂肪と比べると2倍以上エネルギー効率が悪いので容易に体重は落ちつづける。

2の低インシュリンは、糖質を代謝するときに必要なインシュリンの量をコントロールすることによって余計な飢餓感や脂肪の蓄積を防ごうというものである。
アトキンスダイエットはラディカルなので糖質の摂取自体を制限している。低インシュリンダイエットやサウスビーチ・ダイエットは血糖値が急激に上がりインシュリン大量に出るような糖質のみを制限する。これはインシュリンが多く出ると、今度は血糖値が急激に下がり飢餓感を覚えた脳がさらに糖質をとるように指示を出すのを防ぐためである。

3は脂肪には良い脂肪と悪い脂肪があり、悪い脂肪を減らす必要があるという考えである。
これは体重の減少にはあんまり関係ないと思うんだけど、健康面では大問題・・・トランス脂肪の問題なんかも書いてあってその点では評価できるなぁ。
サウスビーチ・ダイエットはダイエットなのだが、我々が即座に思い浮かべるような減量のためのものではなく心臓病などを防ぐための食事療法が第一の目的なのである(たぶんアトキンスダイエットの目的もそうなのだろう)。
その副産物として減量効果があるということらしい。

このように考えるとアトキンスダイエットは確かに従来の低脂質、高糖質ダイエットを覆す革命的な意味はあったと考えられるが(そのあたりの事情はサウスビーチ・ダイエットの本文にも色々書いてある)、糖質と脂質の意味付けを単純にひっくり返しただけの少々古臭い方法である。単純に糖質を制限してしまうのではそこからのバリエーションを作るのが難しくんなってしまう。
サウスビーチ・ダイエットや低インシュリンダイエットは潜在的にはより強力な方法だと考えられる。これは方法に融通が利くために他のダイエット法と組み合わせることによってダイエット効果を強化することができるためだ。
例えばアトキンスダイエットを有酸素運動や無酸素運動と組み合わせるのはあまり好ましく思えない。アトキンスダイエットはケトーシスという肉体に負担を強いる状況を作るが、同様に負荷がかかる運動と組み合わせるのはどんなもんだろう。
しかし分かりやすいという利点はあるけどね。
糖質のGI値という見慣れない数値を考えなければならないサウスビーチ・ダイエットや低インシュリンダイエットと比べるとアトキンスダイエットは分かりやすい。
オレはむしろ女性むきの方法じゃないかと思う。
男にはあまりお薦めできないな。
サウスビーチ・ダイエットなんかがいいんじゃないかなぁ。
このことをより理解するためには、男性と女性のダイエット感の相違について考えてみる必要がある。多くのインターネットダイエットサイトなどを見てみた結果、そこには大きな溝があることを感じたんだが。
この点については次回・・・

79kg (-11kg)

2004年08月10日 | ダイエット日記
☆ 先日の食事
朝飯->ゆで卵2個(+マヨネーズ)、明治ブルガリアCaのむヨーグルト500cc
昼飯->タイ料理バイキング
おやつ->かき氷(宇治金時)
晩飯->納豆2パック(50gX2)、シーチキンノンオイル一缶、キムチ
おやつ->プロテイン

昨日も飲もうかと思ってたら、店が盆で閉っていた(^_^;
結局ここで見た宇治金時を帰りに食べることにした。
本当は氷ミルク派(上野のみはしで食ったときも氷ミルクだった)んだけど、値段を見比べて結局宇治金時に・・・うーん宇治のみのほうが好みではあるんだが、これも値段で(^_^; 結果は「美味しかった」です。氷がジャキジャキしてて金時の粒かとても大きかった。白玉も柔らかかったしね。ただこんだけ豪華に乗ってると宇治の香りはいまいちかな。
そうか結局、氷ミルクも氷宇治もあの香りが好きなんだ、オレは。
まあ昼のタイ料理のデザートが甘ったるいコーヒーゼリーと、あずきのココナッツミルク煮になぜか先日は「タイもち米」の付け合わせがあって善哉風にかけて食うようになってたのがココナッツの香りとあずきともち米の食感でメチャうまだったので、一日の香り系デザートの許容量はいっぱいいっぱいってことでOKかな。
神楽坂にはあと高級ハンバーガ屋のMOS's-Cもあんので今度、行ってみなきゃね(^_^/
ああ、っということで今日も歩いて帰りました・・・