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ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン(1972)』~怪獣バトルが始まる前に寝るんじゃないぞ!~

2019-05-14 21:17:10 | 映画系
『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン(1972)』

「東宝チャンピオンまつり」の一編として1972年(昭和47年)3月12日に公開した日本映画で「ゴジラシリーズ」の第12作です。監督は福田純さん、登場怪獣はゴジラ、アンギラス、ガイガン、キングギドラ。上映時間89分。

あらすじ


真の世界平和を謳い建設中の世界子供ランド。しかしそこは地球侵略を目論むM宇宙ハンター星雲人の秘密基地だった。ひょんなことから、その企みを知った売れない漫画家・小高源吾は仲間ととも奔走するが、M宇宙ハンター星雲人はキングギドラたサイボーグ怪獣のガイガンを操って東京襲撃を命じる!これを察知したゴジラはアンギラスを伴って地球を救うために東京に向かう!果たして地球侵略は回避できたのか?

感想

怪獣のバトルシーンは結構よくできてるのですが、そこまでがすごくダルかったですね~。

まずM宇宙ハンター星雲人(長い!以降、M星雲人とします)と人間とのドラマに緊張感がなさ過ぎたからでしょうね。

とにかくM星人がマヌケなんですよ。

M星雲人の警戒がザルすぎて簡単に秘密基地へ潜入されるし、せっかく捕まえて侵入者も簡単に取り逃がしてしまうし・・・・。

キングギドラやガイガンを操ったこと以外には全然ダメなヤツらでした。こんなヤツラが相手じゃ物語に緊張感が生まれるハズもなくあえなく野望は潰えてしまうのですが・・・・。

それから海を渡るゴジラとアンギラスのシーンが長すぎることもすごくダルかったですね。

東京を蹂躙し尽くすキングギドラ達と必死に海を泳いで渡るゴジラ達の対比を描きたかったのはわかるんですが、そのシーンを延々と見せられても間延びするだけで正直眠たかったです。

怪獣バトルが始まるまでは、眠たいくなるようなシーンの連続だったのですが、唯一の救いが防衛隊の戦闘シーンでした。過去作からの流用映像もあるものの、なかなか迫力があってよかったです。

そして怪獣バトルが始まってしまえば、眠気もふっとびましたね!

空も飛べる強力な宇宙怪獣2体を相手にする地上を行くゴジラとアンギラスとの対比の面白さ、そしてゴジラ達の苦戦からの大逆転という爽快さは他のシリーズではなかなか観られない本作の大きな特徴だと思いました。

まぁ本作はマヌケなM星雲人に笑いつつ、怪獣対決を楽しむ映画なんでしょうね。

【公式】「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」予告 ゴジラとアンギラスがタッグを組んで地球を守るゴジラシリーズの第12作目。


この予告の”悪い仲間 キングギドラ”って字幕は何度見ても笑ってしまいます。それにアンギラスってゴジラと”名コンビ”というワリにはゴジラに顎で使われたり、バトルで負けそうになったらゴジラに助けを求めたりとまるで”ゴジラの舎弟”でしたよ。

バトル中も終盤のキングギドラにお見舞いした甲羅のとげとげ攻撃以外にあんまり貢献もしてなかったし・・・。

それはさておき、過去作の流用シーンも多かったものの特撮シーンには見どころも多かったです。

特に燃え盛る石油コンビナートで4体の怪獣たちが対決するシーンは好きですね。炎はもちろん本物ですし、火の勢いもハンパないなかでの怪獣バトルは本当にアツかったです。

また上にも書きましたが、久しぶりの防衛隊の活躍も見逃せません!

というように特撮シーンだけ目当てに本作を観るのもいいかもしれませんね。

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関沢新一
東宝


あんまりドラマ部分は面白くないのですが、役者さんの演技は申し分なかったと思います。特に世界子供ランド会長役の藤田漸さんの感情を抑制された演技は悪役の異星人として素晴らしかったですね。

それから志摩マチ子役の梅田智子さん、友江トモ子役の菱見百合子(ウルトラセブンのアンヌ隊員!)さんがすごく可愛い!お二人の可愛さだけは間違いなく必見です。

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海洋堂(KAIYODO)


M宇宙ハンター星雲人が宇宙恐竜をサイボーグへ改造した怪獣ということで別名”サイボーグ怪獣”とも呼ばれるガイガン。

そのデザインのカッコよさから怪獣ファンからも人気の高い怪獣です。ガイガンのバイザーみたいな単眼がカッコ良すぎです。


ということで今回はここまで。次回乞うご期待!

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (みら)
2019-05-15 02:50:45
あちゃ〜すいません謝るしかない全然覚えてないです
キングギドラでてるから見てはいるとおもうけどまったく記憶にないです(´・ω・`)探して見ようと思います
明日歯医者終わったらスペースゴジラ久々に探すか借りるかして見ようと考えてました
スペースゴジラに息子のミニラじゃないけど、ジュニアや小さいのでてきます、スペースゴジラの迫力もオススメです
返信する
Unknown (ヴァニラ☆エース)
2019-05-15 18:24:17
みらさん、コメントありがとうございます。

本作の内容を覚えてないのは無理もないと思うのでお気になさらずに。

スペースゴジラは防衛隊のロボット・モゲラが出てくるくらいしか覚えてないですね。こちらこそすみません。

ゴジラシリーズは古い順番に観て感想を書いていってますので、もう少しお時間がかかるかもしれませんが。お楽しみに。
返信する
健気なアンギラス (A-chan)
2019-09-21 10:12:07
初めまして。ゴジラ関連の検索でやって参りました。
ゴジラシリーズほぼ全作観ました。怪獣擬人化は賛否両論ですが、やはり昭和のゴジラシリーズが人間味があって良いですね。誰が何と言っても(笑)。
「対ガイガン」は従来のゴジラ映画と違い、登場人物は「戦争を知らない」新世代といった感じ。それまでだと文明の発展は「希望」みたいな描かれ方だったのに対して、ここでは「危惧」に変わってきているのが世紀末的。

「怪獣総進撃」が未来の話とすると「対ヘドラ」~「逆襲」までは「ゴジラの息子」から続く話という事になりますね。この頃の怪獣島はコントロールされる以前という事で、怪獣達も自由に外へ出られるみたい。怪獣島に住む怪獣達は皆好きですが、中でも私のお気に入りは可愛い健気なアンギラスです。
「対ガイガン」の頃のアンギラスは、まだ人間と触れ合った事が無いようですね。人間に対して警戒心が無いから偵察の時に人間の領域に踏み込んで攻撃されてしまったと見ています。それでも反撃する事も無く退散していったのは、人間が悪意では無く怯えから攻撃しているのだと分かっているのですね。彼は弱い者いじめをしない優しい怪獣なのです。偵察も人間世界に異常は無いかを見に行っただけなので、今のところ異常無しという事で、ちゃんと役目を果たしてますよ。
優しいだけに彼の受けるダメージは痛々しいのですが、それでも一生懸命に敵に立ち向かう姿は感動的。彼は優しいからこそどんな困難にも耐えられる、ゴジラとは違う強さを持っています。
この戦いで自分とゴジラの危機を救ってくれたのは日本の人達だと分かったのか、それ以後はゴジラと共に日本の危機を救いに来てくれますね。これからも、その優しさを忘れないで欲しいです。
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コメントありがとうございます (ヴァニラ☆エース)
2019-09-21 14:35:24
A-chanさん、初めまして。コメントありがとうございます。

アンギラスへの考察を興味深く拝見いたしました。心優しきアンギラスという解釈にはワタクシも賛同いたします。

それにアンギラスって根性もありますよね~?
本作における敵怪獣は二体とも飛行できるし、おまけに強力で凶暴。ひるんでもおかしくない相手にアンギラスは果敢に立ち向かっていきますもんね~。本当に根性あるヤツですよね。

ワタクシもそんなアンギラスがすきですよ!

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