ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

J2 2017年シーズン開幕ダゾーン!

2017-02-27 00:28:15 | サッカー観戦系
ついにJ2リーグ2017年シーズンが開幕しました!

開幕戦の我がファジアーノ岡山の相手はアウェイにて名古屋グランパスエイト!J1からの降格チームとはいえ、あのメガチーム”名古屋グランパスエイト”でした。

結果は0-2でファジの敗北で終わりました。強いよ名古屋・・・。

ファジもメチャクチャに悪いワケではなかったのですが、2度のミスが失点につながってしまいました。また名古屋の守備も堅くファジは1点もとることができずに敗けました。

佐藤寿人の抜け出しからの決定的なシュートが2度外れてますので、実質0-4の内容でした。まぁ今日は55点のデキでしょうかね。守備・攻撃ともに及第点には届いていません。

守備での永井、佐藤への対応の甘さ、相手に決定機を与えるミス、ほとんどシュートまで辿り着けない攻撃と減点が多すぎました。もちろん、相手が名古屋だったことも大きいのですが、自滅した印象も大きかったですね。

まぁだからって全部悪かったワケではなくチームとしてのプレーの”精度”がファジアーノの方が低かったということなんでしょうね。個人のプレーではどの選手も良さがでていたと思います。特に大竹は途中出場ながら強く印象に残るプレーをしていましたし、GKの櫛引も大変よかったですね。

さて、来週はホームで熊本を迎え撃ちます。名古屋戦の結果を引きずらず心を切り替えて臨んでほしいと思います。ワタクシもシーズンパス買ったので現地で観戦します。

2017 J1&J2&J3選手名鑑 (NSK MOOK)
サッカーダイジェスト責任編集
日本スポーツ企画出版社


2017年のチーム自体にすごい穴もないケド、攻撃が淡泊でワンパターンな印象がありました。ただ名古屋相手でしたし、熊本戦では違う結果が出てくれることを期待したいですね。

ところで、2017年シーズンよりスカパー中継がなくなり、代わりに始まったネット動画配信サービスDAZN(ダゾーン)に契約し、観戦しました。

テレビCM「FOR YOU ~J.LEAGUEを、共に高みへ。~」フルVer.


J1、J2、J3全試合を生中継という気合の入ったサービス。現在はパソコンだけでなくタブレット、スマホ、ゲーム機「Xbox One」「Xbox One S」にも対応、さらに将来的には「PS3」「PS4」にも対応してくれる予定です。

ワタクシのスマホではなぜかうまく視聴できないので、パソコンで観戦しましたが、画質はまあまあ。ネットの回線環境にもよるでしょうが、何度が軽く止まる、映像がチラつくといったことはあったものの観戦するうえでの大きなトラブルもなく視聴できました。

スカパー程の高画質ではありませんが満足しています。

また中継だけでなく見逃し配信もあるのでどうしても中継で視聴できなくても安心でしょう。

ワタクシは「PS3」「PS4」を持っているので早くこれらに対応してテレビで観戦したいですね。

DAZN for docomo「だぞ~ん」篇


ワタクシ、docomoの契約者なもんでdocomo経由の割引価格で契約できたのはすごくありがたかったですね。興味のある方は契約してみてはいかがでしょうか?契約直後の1か月は無料ですから実際に使って自分の環境には合わないなら解約すればいいと思います。

ネットではDAZNの契約に関する解説のサイトもいろいろありますので、そういったサイトを巡回して検討したらよりDZONについてわかると思いますよ。

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前作より面白かった『相棒-劇場版IV- 』

2017-02-19 22:59:53 | 映画系
昨日、『相棒-劇場版IV- 』を観てきましたよ~。まぁ劇場版3作目よりは確実に面白かったのでファンなら安心して劇場で鑑賞できると思いますよ。

『相棒 -劇場版IV-』本予告


今作は2代目相棒神戸尊や元鑑識の米沢さんも出てくると大きな話題になっていましたが、あんまりそこに期待しない方がいいです。もちろんそれぞれ見せ場はありますケド。でも米沢さんっていつからあんなに特命係にツラくあたるようになったの?なんだか違和感。

それはさておき、物語は重い政治的な部分を背景にしながらも、犯人探しのハラハラドキドキ成分も多めで最後まで飽きずに観ることができたのは前作との大きな違いでした。

まぁ劇場版だからとスケール大きくするために政治的な要素を入れすぎない方が本当はいいような気がするのですがね~。

見どころは水谷豊の横っ飛び。これは笑えます、カエルみたいで。すごくシリアスなシーンなんですケドね。

それから個人的には石坂浩二と鹿賀丈史が一緒に映るシーン。ここ最近劇場版の『金田一耕助』ものを観ていたので「お!金田一耕助が二人!」なんて思って喜んでしまいました(めちゃくちゃ個人的ですみません)。

それにしてもこの映画観て思ったことは”パのつくアニメ映画”に似てるなぁ~ってことなんです。

話そのものというより犯人の動機とか容姿とかがソックリ。ワタクシは年一回は必ず鑑賞するほど、その”パのつくアニメ映画”が好きなもんだから、それが気になってしょうがなかったですね。

ネタバレになるのでここでは詳しく書きませんケド。まぁ気になったら”パのつくアニメ映画”を探して観てみてください。ワタクシもこのブログで話題にしたことのある作品ですよ。ちなみに1993年公開です。

翌年の1994年に地下鉄サリン事件が起きて”パのつくアニメ映画”は”予言の書”的に注目されたらしいですね。

今回の『相棒』の方はそうならないようにしてもらいたいですね。

「オフィシャルガイドブック 相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断 & シーズン14・15」 (ぴあMOOK)
ぴあ
ぴあ


相棒 劇場版4 (小学館文庫)
大石 直紀,太田 愛
小学館


公開前にノベライズが発売されてるなんて・・・・。いやいやよっぽど映画のデキに自信があったのでしょうね!!そういえば”パのつくアニメ映画”も小説版がありますね~。今回の劇場版『相棒』の作り手はまちがいなく”パのつくアニメ映画”を観てると思うなぁ~。

今回はネタバレしないように配慮したから、ものすごく短い記事になってしまった・・・。まぁしょうがないか。

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アニメ映画『虐殺器官』を観てきました!

2017-02-13 00:26:13 | アニメ・特撮系
アニメ映画『虐殺器官』は伊藤計劃さんの同名原作小説をアニメ化したものです。残酷な描写があるためR15+指定となっています。ワタクシは原作の方は未読のまま鑑賞してきました。

主人公の兵士が任務でいくつかの後進国で起る虐殺を仕掛けているとされるジョン・ポールなる人物を追うという物語です。時代設定は2020年で映画のジャンルは近未来SFということになりますね。

詳しいあらすじはwiki(ちなみに物語の結末まで書いてますのでご注意ください)を読んでいただくとして、まずは予告映像をご紹介します。

「虐殺器官」予告映像


いやぁなかなか難解な映画でした。劇中の会話が小難しすぎてストーリーについていくのがやっとでした。原作も読んでないし、ちゃんと理解できてもない部分もあるのでこれから書くことは全然的外れかもしれませんので悪しからずご了承ください。

兵士が主人公でSFだからもっとアクションで魅せる作品なのかと思いきや、肝心のところは完全に会話劇でした。同僚との兵士との会話、内偵してる女性との会話、そしてジョン・ポールとの会話。アクションシーンなくても物語の根本の部分は成立してしまうでしょう。

しかもそれがなんだか難しい。主人公が”文学部出身”でジョン・ポールが言語学者だから、この二人の会話が特に難しい。まぁわかんなくてもストーリーは追えますケド。

ストーリーは”なぜジョン・ポールが虐殺を仕掛けるのか?”という謎の解明に向かって進んでいくのですが、その理由には確かに驚かされます。いや、正確には身につまされるといった方がよいでしょう。

ジョン・ポールの動機についてはネタバレになるのでここでは書きませんが、この根底に流れるものをワタクシなりに考えてみました。

それは”人間は自身の持つ生存本能ゆえに自分および自分の所属するコミュニティを守るためには、それ以外に対して無関心になってしまう”という誰にでも(もちろんワタクシにも)あてはまることで、つまり”虐殺”とは大それた理由づけなどなくても行われるということなのです。

そして、この作品はそのことへの警鐘とか批判がテーマなんだと思うのです。とても重いテーマですよね。SFじゃないとまともに向かい合うことのできないテーマでもあると思います。

ただね~。テーマが重いワリに作品自体は薄っぺらい印象。どうもそこまでも重いものが伝わってこない。

戦闘シーンだってすごくリアルで、それ故にすごく残酷ではありますが、軽い。「どうだ!リアルな戦闘シーンだろ?すごいって言ってくれよ!」って自慢されてるようにしか思えなかったです。

結局、肝心なところが会話で処理されてるからではないかと思うのです。映像媒体なのだから映像でも見せる工夫をしてほしかったです。

それから主人公は感情をテクノロジーで殺人に対して動じないように調整されている兵士です。彼らの行う無感情な殺人もある意味では”ジョン・ポール型の虐殺”なワケで、彼らを指揮する軍や政府もジョン・ポールに通じるものがあるという皮肉みたいなものをもっとだせなかったんでしょうか?

こういうところがもっと出せていたらラストシーンに向かう主人公の心情も飲み込みやすかったような気がします。ラストは主人公が”あること”をしようとすることが示唆されて終わるんですが、”あること”を理解できた観客ってどのくらいいたんだろう?示唆ではなくはっきり描いたほうがよかったような気がしました。

ずいぶんと批判的な記事になっちゃいましたケド、映像はすごかったですよ。すごく実写を意識した感じになっている印象で極力アニメっぽさをなくそうと努力してます。またSF設定も細かくできています。近未来なのでいかにも実現しそうなテクノロジーと現在あるテクノロジーが混在してて、本筋とは別に楽しかったです。

日本で実写映画でSFをやろうとすると話以前に映像が安っぽくなって見栄えが悪いんですよね。やっぱり日本でSF映画やるならアニメなんでしょうね~。


虐殺器官〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)
redjuice
早川書房


原作は文庫で428ページもあるのか~。きっと映画化に際し随分削ったんじゃないでしょうか?この話、2時間では明らかに短いですよ。原作も読んだ方がよさそうですよね。でもなぁすごく難しそうなんだよな~。

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観てきた映画の話『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』『沈黙 -サイレンス-』

2017-02-05 22:48:18 | 映画系
金曜日、土曜日で映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』『沈黙 -サイレンス-』を観てきました。

じつはどっちも超眠たい状態で観たのですが、映画が始まったら眠気が吹き飛びました。公開中の映画ですのでネタバレしない程度に感想なんぞ書いていきたいと思います。

『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』

ティム・バートン監督の新作映画です。ティム・バートン版XMENなんて言われているようですが、こちらは随分とソフトで子供向けの印象でした。MX4D版も上映していたのですが、ワタクシは普通の字幕で鑑賞しました。

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち - 映画予告編


予告を観ればなんとなくストーリーがわかると思いますケド、だいたいそんな感じの物語です(あらすじが気になる方はwikiをご覧ください)。

まぁ何も考えなくても鑑賞できるお手軽さは嬉しいし、ワタクシは仕事帰りだったのでちょうどよかったですね。それからティム・バートン的映像はやっぱり楽しい。

わざと”Bテイスト”にするというか”いかにも作り物感”を出す映像は何故か心地よいんですよ。特に予告にも出てくる骸骨たちが暴れまわるシーンがそれにあたると思います。

今のCGの技術ならばもっとリアルに作れると思うのですが、往年の特撮映画『アルゴ探検隊の大冒険』の”骸骨剣士”かのようなクオリティ。

*参考映像『アルゴ探検隊の大冒険』 七人の骸骨剣士


ストップモーションアニメで作られた『アルゴ探検隊の大冒険』の骸骨剣士たちって怖さよりも不思議な可愛さがあるんですが、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』の骸骨たちも同じでした。きっと意識して作ってるんでしょうね。

それからサミュエル・L・ジャクソン演じる悪役バロンが怖いケド可笑しくて、すごく魅力的。凄い悪いヤツなんですが、妙に詰めが甘い。それが敗因になるワケですが・・・。もっと奇妙な子供達と絡みを観てみたかったんですが、本編では時間が短いんですよね。ちょっと残念。

それはさておき、不満なところもあって、主人公と奇妙な子供達が出会うところまでが長く、おかげでその後の展開に尺が割けなかったような印象がありました。奇妙な子供達はとても魅力的なキャラクターなのでしっかり時間をかけて描いて欲しかったですね。それから終盤にむかう程、話の展開が駆け足になっていくという印象もありました。さらにはストーリーも起伏が少なく子供向けという印象が残りました。

総評として満足な映画でしたが、大人の視聴には少しもの足りなくて「ビデオでもよかったかな~」と思ってしまいました。もしかしたらMX4D版ならもっと楽しめたのかもしれません。

それでも眠気を忘れるほどの力はあったのでハマる人はいるでしょうね。

潮文庫 ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち<上>
金原 瑞人,大谷 真弓
潮出版社

潮文庫 ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち<下>
金原瑞人,大谷真弓
潮出版社


原作本も文庫化されているようですね。上下巻を2時間にしたのか~。なんとなく物足りない理由がわかったような・・・。


『沈黙 -サイレンス-』

遠藤周作の同名小説が原作の映画です。江戸初期の切支丹弾圧の様子が描かれたもので監督はマーティン・スコセッシです。ちなみのワタクシは原作未読です。

映画『沈黙-サイレンス-』本予告


とても深い映画でした。人にとっての信仰のあり方、日本人と宗教など様々なテーマを内在した作品だったと思います。一度観賞しただけでは映画のすべてを理解できず、理解するためには何度も繰り返し鑑賞して都度、思索にふける必要がありそうです。

まぁでもかなり重いのでしばらくは観たくないですが・・・。

アメリカ映画であるので隠れ切支丹の民たちがガンガン英語を使うってのは若干の違和感があったものの。日本人の役には実力のある日本人俳優を使い、日本の風景や武士の所作などちゃんと日本を研究してて、洋画にありがちな”これじゃない感”がほとんどなかったのはすごくよかったです。

だからこそ3時間近い長編映画でも眠気さらには尿意を忘れるほど没入して鑑賞できました。

物語は音楽などでの感傷的な演出はあまりなく淡々と描かれ、”こう見るべき”という押し付けがない映画でもありました。ラストシーンでも「こういう信仰の形があってもいいのでは?」というメッセージが投げかけられるのみです。

キリスト教の信仰とその信仰の弾圧を描いてはいるが、弾圧する側をただの悪人として描いていないことはこの作品の最大の特徴でしょう。

それにワタクシは結構、幕府側の視点で観ていたと思います。確かに迫害をうけ、激しい拷問をうける人々には同情しました。敵と認識したものへの残虐なる行いはたとえ日本人であっても例外ではないことも思い知りました。

しかしながら、当時の宣教師によるキリスト教(カトリックと言った方がいいかもしれませんが)布教はヨーロッパからの侵略の足掛かりだったことも知られています。ゆえに江戸幕府のキリスト教への警戒感の高まりはもっともなことだったと思います。また、多神教やアニミズムが根付いている日本において”本来のかたちでのキリスト教”は根付かないでしょう(映画本編でも「ザビエルは神を○○と言い換えて布教したと出てきます。*○○が気になったら映画観てください)。

だから、いつのまにかワタクシは幕府側の役人の言葉にシンパシーを感じていました。もしかしたらワタクシはすごいヘイトなやつなのかもしれません。ただ、この映画は”こう見るべき”という押し付けがない分、自分でどういう映画だったのか探らねばならず、これまで学んできたことや今までの人生経験からこういう観方になったのでしょう。

う~ん、感想書くの難しいわ~。やっぱり何度も観ないと理解できそうにないですね。

沈黙 (新潮文庫)
遠藤 周作
新潮社


どうしても物語とかテーマの話ばかりに話題になってしまいますが、役者の演技も素晴らしかったですよ。ただイッセー尾形さんのクセのある役作りは賛否分かれそうですね。

それからスタッフロールでのBGMの演出が斬新でした。ネタバレしたくないので詳しくは書きませんが、観客が心穏やかに映画の余韻を過ごせる最高の演出だったと思います。

奉教人の死 (新潮文庫)
芥川 龍之介
新潮社


日本人とキリスト教については作家・芥川龍之介も作品で描いていますね。ワタクシはこの映画を観てこの本にも収録されている『おぎん』を思い出しました。映画観る前でも後でも読んでみることをオススメしますよ。

ということ以上2本の映画についての記事でした。

ところで2月って他にも観たい映画ありますね~。アニメだと『虐殺器官』、『この世界の片隅に』(4回目)、実写だと『相棒-劇場版-IV』。お金が結構かかるのでしんどいんですが、自分の欲望に忠実にいきたいと思います。ブログにも感想書きたいですしね。

ということでまた次回、乞うご期待。

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