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ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

オレチャンネル第79回~『Z.O.E Dolores, i』:第2話~

2009-09-27 23:38:00 | ロボットアニメ系
『Z.O.E Dolores, i』:第2話「死刑台のエレベーター」

検閲官殺しの疑いを掛けられ、指名手配犯となったジェイムズ。地球でも事件が大きく報道され、一流会社に勤める息子のレオンはスキャンダルを恐れた会社にクビを言い渡される。怒り心頭のレオンは、工事現場の監督を務める男勝りの妹・ノエルと共に地球でジェイムズの立ち寄りそうな所…母の墓に向かう。そこで久々の再会を果した3人。が、喜び合える筈も無く、レオンに殴り飛ばされるジェイムズ。しかも、そこに突如現れた世界防衛監視機構、ワイヤードによってジェイムズのみならず、レオン、ノエルも連行されることに!!
一方、月で1人(!?)置いてきぼりのドロレスは、退屈凌ぎに覗いた基地のTVでジェイムズが逮捕された事を知り、助けに向かうが…。
公式HPより引用)


-感想-
今回も作画に気合が入ってない・・・。

床に落ちているグラスがゆがんでるし、色使いものっぺりしてて、イマイチ立体感がない。

ストーリーの方もドタバタコメディのような展開で、およそリアルロボットアニメとは思えない。

今回は主役以外のレギュラーキャラの登場が主だったと考えればいいのですが、にしてもストーリー性が低い。

全体としては面白いんですが、序盤がここまでグダグダとは、オレチャンネルで取り上げたことを後悔してます・・・・。

さて、お次は恒例の”見所”と”つっこみ”なんですが、今回(だけではないが)は見所=つっこみとなっていますので、いつものフォーマットが使いにくい!

まぁ、今回はとりあえず、思いつく限り列挙してみましょう。

まずはドロレス。

飛行するときに”ギューン”って言います。お前は”アラレちゃん”か!

それに月面のとある施設の一部を、具体的にはテレビをジャックして職員に聞くことが「運命の人ってなんですか?」って・・・・。

それに真面目に応える職員って・・・。

ドロレスは軌道エレベーターの車両に乗っているジェイムズを助けに軌道エレベーターに向かいます。

エレベーター沿いに急降下するドロレスの速度は時速40万キロ!

ありえねぇ・・・・。

それに速度出しすぎて、「とまれな~い」と叫びながら、ジェイムズの乗った車両とすれ違い、そのまま海に落下。

ドロレスは無事!でもその衝撃で大洪水!

おいおいおいおい。

次はジェイムズ。

地球に降りて息子たちと会うシーンでは、隠れて『HOW TO BE A DADDY』を読みふけり、息子に発見されるという古臭い展開をします。

この本は前回、子供達との絆を回復するための方法を学ぶために買ったものですが、追われる身になってまでなんで持ち歩いてんだ?

ていうか、今後このシーンみたいに困ったらこの本開いては読むという展開が何度も出てきます。

正直ギャグにもなってないので、これは苦痛でした・・・。


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本当はキャラ紹介のコーナーを作るつもりでしたが、記事が消え、断念しました。

せめて少しでも作品の雰囲気をと思い、OPとEDを持ってきました。

EDの方が作品世界をよく伝えてるかな?


ZOE Dolores opening


Zone of the Enders Dolores (Ending)


ドロレスに乗っているジェイムズを後ろから描いた画面構成で、途中で家族のことを思い浮かべるというもの。

最後にドロレスが覗き込むという流れになってます。

覗き込むドロレスの耳がヒョコヒョコ動いてますね~。

劇中ではドロレスの”かわいさ?”を表現するためによく出てきます。

今回は一度記事が消えたんで、短くなってしまった・・・。

まぁじっくりやります。

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人間って素晴らしいと思える一冊でした~『墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便』~

2009-09-27 22:37:31 | マンガ、その他読書系
墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 (講談社プラスアルファ文庫)
飯塚 訓
講談社

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1985年8月12日、群馬県・御巣鷹山に日航機123便が墜落。なんの覚悟も準備もできないまま、一瞬にして520人の生命が奪われた。本書は、当時、遺体の身元確認の責任者として、最前線で捜査にあたった著者が、全遺体の身元が確認されるまでの127日間を、渾身の力で書きつくした、悲しみ、怒り、そして汗と涙にあふれた記録。生と死のはかり知れない重さが胸に迫る!
(本書背表紙より引用)

世間では一般に「日航機墜落事故」と呼ばれるこの大事故。

大きく報道されて、当時7歳のワタクシも生存者の少女が吊り上げられて救出されるシーンを今もはっきりと記憶しています。

数年前に、本物のフライトレコーダーの音声を使用した動画をネット上で出会いました。

最初は単なる興味本位の視聴でしたが、最後の最後まで職務を全うしようと奮闘する機長たちの声を聞いて、絶望的状況下でもあきらめない人間の”勇気”に感動を覚え、一方では興味本位で聞き始めてしまった自分を恥じました。

この動画をキッカケにこの大事故の興味を持ったワタクシは、ネットで関連を調べていくうちに、報道はされていない”遺体の検視と遺体の身元確認”に奮闘した人たちがいたことを知りました。

そして、その人たちの記録がこの本には綴られています。

事故当時、身元確認班の責任者として実際に目の当たりにしたことを下手な修飾なしで書かれているため、逆に読みやすく、その凄惨さ悲しさがよく伝わってきました。

大規模の墜落事故という過去に類を見ない検視、確認作業は困難を極めました。

真夏に報道対策のため窓を締め、布で窓を覆った体育館で日々状態の悪くなっていく遺体と向き合うという環境面での苦労はもとより、ものすごい衝撃をうけた遺体はまともに人間の形をしていないものも多くてパーツ、もしくは肉の塊になっていたものをレントゲン撮影したり、塊をほぐして延ばしてみたりして、どの部分なのか?同一人物のものかを検視していきます。

さらに身元確認は困難を極め、腕だけの遺体、足だけの遺体を遺族の証言、医学的なデータに基づいて特定していくのです。

一つの骨の塊となった夫婦の遺体も遺体の発見場所から推定される座席の位置や血液型などでようやく特定したり、その困難さは想像を絶するものでしょう。

そして、なにより遺族の悲しみが伝わってくる本でもありました。遺体が特定されたといっても本人が生き返るワケではないのですから・・・。

遺族の気持ちを考え、指一本となってしまった遺体のために他の部位を布などで人型をつくる日赤の看護師。

わが子と同じくらいの幼児の頭部だけの遺体をやさしく抱く看護師。

遺族と悲しみを共有し、身元確認に奔走する担当警察官。

身元確認に関わる必要もないのに「自分が検視したから」と身元特定にいたるまでの経過を遺族に説明した検視役の医師。

最初は「絶対、誤認引渡しのないように務める」という上からの命令による職務意識として、とりくんでいた検視、確認作業も遺体、遺族との関わりの中で「この遺体を絶対に遺族に返す」「あの遺族のために絶対遺体を見つける」という意識に変わっていったように思いました。

そこには死者も含めて「他の人を思いやる」という気持ちがモチベーションとなっていたと思います。

本書はその内容の性質上、残酷というか目を背けたくなるような場面も多く描写されています。

気の弱い方(ワタクシもかなり気が弱いんです)には耐え難いかもしれません。

それでもぜひ読んでほしい一冊です。

事故のことを風化させてはいけない!という思いと同時に、誤解を恐れずに言わせてもられば"人間って素晴らしい"と感動できる一冊です。


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コメント (2)
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