アストロガンガー:第6話 錆びついたガンガー
-あらすじ-
日原の鍾乳洞を見学中の小学生のぼるは怪物を見るが、見ていない他のクラスメートから信じてもらえず、意気地なし呼ばわりされるのだった。
一方同じ頃、国際科学警察に日原の鍾乳洞付近の山々の緑が突然枯れるという事件が発生する。
レーダーには反応がなかったが、ブラスターの仕業と疑い、現場に急行、調査する本部長と早川次長。
しかし、ヘリコプターで調査中に酸素の薄い場所に入り込んでしまい危うく命を落としそうになってしまう。
病院に入院した早川次長から日原の一件を聞いたカンタローはすぐさま、ガンガーとともに日原に向かう。
次長から山の緑が枯れる前に雨が降っていたという証言を耳にしたのである。
レーダーを逃れるために雨に変身して侵入してきたのではないかと推理したためであった。
調査を進めるうちにブラスターの仕業であると確信するものの飛び飛びに枯れた状態は今までに例が無く、事件を引き起こしているブラスターを見つけることもできなかった。
実はブラスターは雨になって侵入した後、川に入り、そこから地下水脈を通って移動し、”根”から緑を吸い取っていたのだった。
ガンガーにがきつけられたブラスター1は”ブラスターロック”に誘い込むよう命令するのだった。
後日、カンタローは日原の鍾乳洞で怪物を見たのぼるから件の証言を得て、今度は鍾乳洞へ向かうのだった。
怪ロボットが観光客を襲うところをガンガーは間一髪で助けるものの、ロボットの放ったどんな金属でも一分以内に錆びつかせる”OX酸化ガス”を浴びせかけ、入り口を封印して逃げるのだった。
ガスの作用で動きが鈍くなり、動けなくなったガンガーは心配するカンタローに「ガスが乾くまで待つんだ」と話かけるのだった。
外ではブラスターロボットと国際科学警察の戦闘機が戦っていたが、歯が立たず全滅してしまう。
ガスが乾いたガンガーは再び動けるようになり、カンタローと合体し、敵ロボットに挑むのだった。
敵ロボットは再度”OX酸化ガス”を浴びせかけるもののガスに免疫のついたガンガーにはもうきかなかった。
ガンガーは敵ロボットを打ち破り、日原に再び平和が戻ったのである。
-感想-
読みづらいかなと思って今回からあらすじと感想を分けてみました。
それにしても今回はガンガーの弱さと強さを描いたエピソードといえそうですね。
金属のために錆には弱い、しかし生命体であるがゆえに免疫力を持つという強みがあるというワケです。
ちなみに劇中”免疫”なんて言葉はでてきません。
ガンガー曰く「苦しめば苦しむほど強くなる」とのこと、なんだかサイヤ人みたいですね。
相変わらずの説明不足なんで、免疫なんだとワタクシが勝手に解釈しました。
それから、今回はAパートからガンガーの出番も多く、敵ロボットとの戦闘シーンも多くてロボットアニメとしてはバッチグーでした。
ガンガーって意外にコントロールがよくてつらら状の鍾乳石を折って投げつけたときも巧い具合にカーブさせて命中させてますし、岩石を投げつけも命中してます。
いつかスパロボに参戦したときにそのヘンを考慮に入れた武器なり、能力値を期待したいもんです。
それにしても本来ゲスト的な立場の「のぼる」くんの扱いが悪すぎます。
冒頭部分とカンタローに証言をするシーンしかなく、ストーリーへの関わりが皆無です。
つまり、わざわざ”のぼる”というキャラを設定した必然が感じられません・・・。
なんでこういうキャラをもっとストーリーに絡ませないのか?いつも疑問です。
このヘンがこのアニメの惜しい部分なんですね。
それから”OX酸化ガス”。劇中の描写はどうみても”液体”でした・・・。
これは結構重大なミスだと思うのですがね。
まぁ、今回の敵ロボのデザインがレトロでよかったので許してあげよう。
余談ですが、岡山にも鍾乳洞があります。
ワタクシは井倉洞という鍾乳洞オススメです。
RPGのダンジョンのイメージってこんなカンジかな?と思ってしまいますよ。
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