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もちろん家計は火の車

読書と映画、クルマにゲーム……いろんなものを愛しつつ、怠惰な日常を送るオッサンのつぶやき。

ウワサの映画『2012』を、見てきました ……(中)

2009年12月12日 | 映画
え~それでは、映画『2012』の感想、続きです。 前回、人類生き残りをかけて壮大なスケールで行われる “ある計画”を「どのように評価し、描くか」という部分で、 この映画は「軸足が定まっていない」と、ま、このようなお話をしました。 その計画ってのは、要するに…… . . . 本文を読む
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ウワサの映画『2012』を、見てきました ……(前)

2009年12月11日 | 映画
ようやっと見てきましたよ、ウワサの『2012』。 かの『インデペンデンス・デイ』で地球をエイリアンに襲わせ、 『デイ・アフター・トゥモロー』では地球を凍りつかせた “地球ブッ壊し番長”=ローランド・エメリッヒの監督作品らしく、 一言でいえば「すんごいスペクタクルでした!!」ってことになるのかな……。 地震・津波に火山の噴火、さらに加えて その他もろもろを惜しげもなくトッピング……と、 とにかく“地球がブッ壊れていくさま”を . . . 本文を読む
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クリント・イーストウッドの映画について。

2009年11月23日 | 映画
久々の旅行で、「な~んもしない時間」というヤツを すごしてまいりました。 まさに「お湯の流れに身を任せ……」ってな感じで、 温泉三昧の三日間。あ~極楽極楽(笑)。 というわけで、気を取り直して、またまた映画の話なんぞを。 「2009年・男がいちばん泣ける映画」との話を聞いて、 クリント・イーストウッドの『グラン・トリノ』のDVD、観ました。 う~ん、たしかに泣けるわ、この映画。 クリント・イーストウッドというオッサン(←いい意味で)は、 何というか、極めて“日本人的な感性”をしているんではないか、と思いました。 ほら、「わざわざ口に出しては言わないけど、 分かる人には分かる」っていう、「不器用さをよしとする」価値観 . . . 本文を読む
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『REC/レック2』を見て、感じたこと ……(後)

2009年11月18日 | 映画
え~、長いこと引っ張っちゃってます 映画『REC/レック2』論ですが、完結編です。 ウソじゃありません、今回で終わりますってば!! 前回(中)では、今回の『REC/レック2』は 思いっきり“オカルト路線”にシフトして作られてるけど、 それってどうなのよ? ……ってとこまで、お話しました。 実際、この選択によって、今回の『REC/レック2』という作品、 とにかく矛盾点、ツッコミどころ満載になってしまってると思うわけです。 それも、致命的なくらいに……。 . . . 本文を読む
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『REC/レック2』を見て、感じたこと ……(中)

2009年11月17日 | 映画
で、映画『REC/レック2』の感想、続きです。 ……っていうか、自分で書いてて思うけど、 長いよコレ(笑)。ま、いいか。 え~、前作『REC/レック』では、 映画の中に“オカルト的要素”と“疑似科学的要素”の 両方を絶妙のバランスで取り入れていたのが 成功の秘訣では? ……っていう話でした。 この「バランスよく」ってのがポイントで、 . . . 本文を読む
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『REC/レック2』を見て、感じたこと ……(前)

2009年11月16日 | 映画
ちょっと前の話ですが、見てきましたよ、映画『REC/レック2』。 前作『REC/レック』は、大の“ゾンビ映画好き”の自分の中でも お気に入りで、劇場で2回見た上で、DVDも買ったんだよね。 勢いに乗って、劇場公開をすっ飛ばしてDVDスルーとなった (その時点で“地雷”確定っぽですが) ハリウッド版『REC/レック』のDVDも購入して、 案の定、こっちはひどく後悔したんだけど (ま、お布施と割り切りましたけどネ……)。 . . . 本文を読む
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“青いアイリスを回すのよ!”……『サスペリア』

2005年07月26日 | 映画
 イタリアン・ホラーの巨匠として名高いD・アルジェントの名作『サスペリア』が、ついにDVD化されました。公開時、「決して、ひとりでは見ないでください」……という伝説的名キャッチで、日本でも大ヒットしたこの映画。いま見ても、全然古びてないところがステキです。  赤や緑といった極彩色の照明を多用するライティング、ロメロの『ゾンビ』でも知られる“ゴブリン”による音楽、恐怖におののくヒロイン=ジェシカ・ハ . . . 本文を読む
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『SW エピソードIII』&『バットマン ビギンズ』

2005年07月24日 | 映画
 このところBlogへのエントリが途切れがちですが、そ~です、仕事がひとヤマ越えてヒマになった途端、いろいろと遊び回ってるからなんです。本日は、例の「パンパンに膨らんだディパック(←これを“四次元ディパック”と命名)」がトレードマークの映画道師匠と、『SW エピソードIII』と『バットマン ビギンズ』のハシゴ。先日の『戦国自衛隊』&『リング2』とは違い、本日は両方ともアタリ! どっちも甲乙つけがた . . . 本文を読む
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まさに無名に近い(?)異色作『ネイムレス~無名恐怖』

2005年07月16日 | 映画
 ここ最近、ちょっと事情があってホラー映画を見まくる日々が続いている。“ホラー”といえば大好きなジャンルだけに、主要作品は「見ろ!」と言われなくても、自宅にDVDがあったりする状況。そんなわけで、今回の作業は、言ってみれば、私の“ホラー映画歴”から抜け落ちた空白を埋めていくようなもの。見たことのなかった小品ばかりを集中的に鑑賞してるわけで、それはそれで、なかなか楽しい作業だったりする。  中でも収 . . . 本文を読む
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『モーターサイクル・ダイアリーズ』を見た……(後)

2005年07月08日 | 映画
 さて、昨日のエントリの続き。『モーターサイクル・ダイアリーズ』について、雑誌『週刊SPA!』に載っていた映画評が、なんだかとっても私の感じたことと似ていて、親近感すら覚えてしまった……って話でしたな。  その映画評を書いたライターの村上章氏は、この映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』のことを評価しつつ、概要、こんなことを書いてます。いわく「『モーターサイクル・ダイアリーズ』を観ると、落ち込まず . . . 本文を読む
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『モーターサイクル・ダイアリーズ』を見た……(前)

2005年07月07日 | 映画
 映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』を見た。……というか、見たのはけっこう前なんだけど、いろいろと思うところがありすぎて、この作品については「今までなんとなく語ることができずにいた」というのが正直なところ。  本作『モーターサイクル・ダイアリーズ』は、一時期、各方面で話題になっていたロードムービーである。ベタに説明してしまえば、「“キューバ革命の英雄”チェ・ゲバラの、若き日の自分探しの旅を描く . . . 本文を読む
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真夜中の『女優霊』

2005年07月01日 | 映画
 『リング』だ『呪怨』だと、全米でブイブイいわせてる勢いの和製ホラー映画ブーム(いわゆる“Jホラー”ってヤツですな)。その源流に位置づけられる作品が、中田秀夫の『女優霊』だと思っているが、この『女優霊』が昨日(というか、今日の未明)テレビ東京で放映されていた。午前2時過ぎからのオンエアと、リアルタイムで見るにはキツイ時間帯だったが、がんばって付き合ってしまった(笑)。  それにしても、この『女優霊 . . . 本文を読む
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今日は、映画のハシゴじゃ!

2005年06月19日 | 映画
 なんだかガラにもなくお洒落に過ごした昨日とはうって変わり、本日は私のオタッキー趣味全開の1日。映画について語らせたら止まらない某師匠とともに、『戦国自衛隊1549』『ザ・リング2』と、映画2本のハシゴであります。待ち合わせ場所に行くと、そこには、(何が入っているのか)はちきれんばかりに膨らんだリュックを背負った師匠の姿が……。う~ん落ち着く。やっぱり私は、こっちの惑星の住人なのかもしれない(笑) . . . 本文を読む
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M・ナイト・シャマランの映画について

2005年06月13日 | 映画
 シャマランといえば、『シックス・センス』で知られる映画監督である。最近では『ヴィレッジ』あたりで語られることが多いのかな。なんにせよ、創作方面の仕事に携わる知り合いの多く(といっても知り合い多くないんだけどさ・笑)が、一時期やたらとシャマランについて語っていたのを覚えている。で、そういう展開のとき、私はといえば適当に調子を合わせたりしていた。実は、シャマランの映画って、1本も見たことがなかったの . . . 本文を読む
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