うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

若葉の頃から晩春へ

2016年06月26日 06時26分23秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
慌ただしい人事の世に、時候は若葉の頃から晩春へ移っていく。そして、今は初夏。その狭間に詠んだ俳句の寄せ集めです。
                
 地元、田園の中を市民バスの車窓から眺めると、桐の木には松明状のぼってりした濃い紫の花を付けている。桐は縁起物ではあるが、放置された如くに畑や家屋のそばにあまりきれいとは言えない樹幹や形をさらす。
 ・蒼穹に ぶらりと桐花 映えいづる

 ある会合前の時間つぶしに県庁前の古い公園で休息、その春日の欅林の情景である。
・木漏れ日の ゆらりと青葉にこもり 夢うつつ
 
 稲毛海浜公園の樹木医ボランティア活動に参加すべく、足急ぐ。その途次に思わず開けた光景に昨年の気仙沼の海を想い出した。  
・稲毛浜 懐かしき潮香に 紅きディゴ
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