うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

おかしな天然水のTVコマーシャル

2011年08月07日 07時18分15秒 | わたしの日常です。

 おかしな「天然水」のTVコマーシャルが放映中だ。スポンサーはサントリーだそうだが、シーンは谷川岳のような渓谷で、持参したミネラルウォーターを飲み終えたら潰して持ち帰ることが出来る、かさばらず便利だとのことだ。
 でも、これって、話が妙だ。そういう場所に行くのなら現地の渓流の水を飲むことにした方がいいのではないか。人里離れた源流には山からの伏流水、湧水や岩清水が集まっているので清浄な水のはずである。売らんかなという企業の姿勢と、消費者にとって商品で売っているものなら安全だと言うことらしい。よっぽど、こういう場所では現地で調達して手で掬って飲むべきとわたしは思う。
 リサイクルも必要だが、これでは資源の無駄づかいだ。商品主義、消費型資本主義社会でもここまで来ると、なんだか滑稽である。

 世の中全体が、あらかじめ画像で、数値で表現されていた方が正しくて、どうも頭脳と耳目の情報が一番確からしい。しかし、こんなことをやっていたら、ことの本質を見失う。誤った衛生観念や安全神話につながる話だ。じつは、山の渓流の水はおいしい。人間本来の属性であるプリミティブな五感の判断はどこへいったのか。
 先の大震災でもそうだが、安易にテレビやパソコンのデジタル情報を第一に考えていると、何かあった場合、困惑する事態になる。

 おじさんの繰り言だが、そう思う。
              
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この間行った、夏の公園

2011年08月07日 06時13分57秒 | ランドスケープデザイン
今日は休みの日、明日は立秋。この夏はよくない。なんだか陰々滅滅とした日々が続く。心身とも体調がすぐれず。生き方だとか、喫緊の身の振り方、老いの先立つ問題とか、なにやら惑乱の時間だけがぎくしゃくとして過ぎている。
 気分を変えようと、やはり暑いさなかこの春まで工事で関係した公園に行ってきた。ところが、かわせみの池には かわせみ はいず、水鳥の かいつぶり、大きな アオサギ のみだ。
 昼下がり、この池で暇なおじさん二人が金魚や鮒にくちぼそを釣っては逃がしている。なんども繰り返している。見知らぬ間柄、わたしも他愛もない無駄話をつきあう。弛緩した日常だ。 
 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

            
 警戒心もあらわな、痩せぎすの野良猫。池のほとりの真っ赤に燃える百日紅、のびやかなカロリナポプラ。林の繁れる青葉のはざまに、羽状複葉の無患子(ムクロジ)【× 菓子胡桃(テウチグルミ)】も実をつけ始めた。

        
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