うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

浦安の液状化を見に行く--その2 インフラです

2011年04月15日 05時23分57秒 | 東日本大震災のこと
浦安の液状化を見に行く--その2
 千葉県浦安市内の新浦安に行った。その第二弾、3月11日に起きた今回の大震災の爪痕を身近に感じるためにである。
 今度取り上げるのは、道路や歩道の液状化被害である。地盤が不同沈下や隆起現象を起す。この災害は、昔、新潟地震で確認されて以来のことだが、マスコミ報道によると、今回は埼玉県久喜市、神奈川の横浜や川崎、それに千葉県内、東京湾岸沿いの内側の特に千葉市、手賀沼周辺の我孫子市や利根川沿いの香取市旧佐原にも発生した。茨城県鹿島でもおきた。建築や土木の世界では、こういう土地の状態を軟弱地盤という。
 いづれも住宅地であり、かつては沼や田んぼ、湿地、旧河川だったところに、戦後、人工的に排水処理を行い乾燥させて盛土して造成した場所である。
その状況は、ご覧のとおり。
 掃き集められたシルト(微砂)、クラックの入ってる弱い部分には工種との取り合い箇所、工事の際の打ち継ぎ部でのひび割れパターンが見て取れる。市道の表面は波打ち凹凸になっていて通行車両は徐行せざるを得ない。埋設物関連は一般的には開削工事(オープンカット)したり、アスファルト舗装については表層と基層を床掘りして全面をやり替えざるをえない。
 なんだか、雑駁な業務的な報告書のようで気が引けるが、ここではとりあえず、見てきた画像をアップする。
 なお、写真上でクリックすると画像を拡大して見ることができます。

 撮影日時: 平成23年3月28日(月曜日) 16:00→17:30
 天候: 晴れ 無風

 
 ちなみに、このサイトの左側のカテゴリー“東日本大震災のこと”をクリックすると、また、今までのこと、これからの記事が読むことができます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こちらも・・・

blogram投票ボタン