うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ギボウシ名品紹介--玉の簪

2008年09月02日 09時34分22秒 | ぎぼうし栽培日記
 これは本家本元の玉の簪(タマノカンザシ)、原種です。匂いギボウシの代表的品種。ほかに丸葉、八重咲きのものがあります。また、フレグラントブーケをはじめとしてタマノカンザシ系の交配種は数多くあり、ギボウシ愛好家の世界ではよく知られている品種と言っていいでしょう。
 これはわたしどもの在庫品を本日早朝、朝露の中でデジカメで撮影したもの。現状では花びらがしぼんでいますが、玉の簪はギボウシの中でも純白の花弁が12cmぐらいと長く、微かなえぐみとともに甘く食味をそそるようなフルーツの芳香を強く漂わせています。

 受け売りのWeb情報では、月下美人のようにひと花ごとに夕方から夜にかけて咲き始めて朝にしぼむ、一日花(一夜花)で、そのネーミングにも原産地である古い中国の楊貴妃に由来があるとされています。
 なお、ギボウシは生け花の世界ではもともと切り葉として花材になっていますが、この玉の簪だけは葉と一体で花もつかわれるようです(池坊流---立花体)。
 一方、花卉市場で玉の簪は、現在、山陰地方での大量栽培の成功により商業的に流通して来ています。これから、どんどん出回ることが予想されます。
 数多あるギボウシの品種のなかで、一般消費者への利用拡大を考えるとこれは特筆に値することでしょう。

 このギボウシは洋風ガーデン・庭園に配植するよりも、むしろ、きれいにデザインした化粧鉢または陶磁器の鉢などで洋間、日本間などのシックな空間に置けば映えるでしょう。
 要注意:室内での鑑賞時期のみ、二重鉢でセッティングしてください。

 いかがでしょうか。ディスプレイ、展示用に見映えのするギボウシ大株の貸し出しもいたします。
[販売品種・希望価格(消費税込み)・数量]
   ・玉の簪:        ¥3,500.× 3株

 なお、今回だけは他品種と合わせて7株以上注文された方に限り、宅配便代/梱包料はサービスいたします。
 今後、ほかの草花、ガーデニング向きの植物をこのカテゴリーで紹介します。
 ご注文に際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
       

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