今回の旅行で一番衝撃だったのは(一番衝撃だったことがいっぱいある)
ベトナムでぼったくりタクシーにあったことです
私は東南アジアをブラブラしている割には
ぼったくりにあったことがほとんどなかったのに
(マカオとタイで1回ずつあったけど、金を払わずに逃げた。)
それは朝8時頃のことじゃった。←朝からぼったくられている。気分わる。
ホーチミンのお気に入りのパン屋さんに向かって歩いていたら
バイクタクシーの運転手に声をかけられ「どこに行くの?」というので
「ニューラン。(←パン屋の名前)」と言うと
「ニューラン グッドねー。ニューランの後はどこに行く?」というので
「ホテルに帰る」と言って、
そういえばパン屋からホテルまではどうせバイクタクシーに乗るから
このバイクに乗せてもらおうっと と思って
「ここから、ニューランに行って ホテルに戻ったらいくら?」と聞くと
「$1」という。安い。
ベトナムのバイクタクシーはものすごく安いけど、観光客に対してはボッタクリだから
どんなに近い距離でも$1、ちょっと遠いと$2とか言う。
$1は安い。でも適正価格と言えば適正価格のような気もする。
地元の人に比べればかなり高いわけだし。と思って乗ることに。
無事パン屋でパンを買い、ホテルに向かっていると、ホテルまでまだもう少し距離があるところで
なぜか人気のない細い路地に入ってバイクを止め
「この先はone wayだから行けない。歩いて帰って」と言う。
「なんだとー」と思いながら 仕方ない、と$1を渡そうとしたら「ドルは受け取らない」と言う。
「はあ?$1って言ったでしょ?」と言うと、「50万ドン(約2.3$)だ」とか言い出した。
「なに?$1って言ったじゃん。はい、$1」とお金を渡そうとすると、
いきなり怖い顔をして「 FUCK 5万ドン 出せ」 だって。
やばい。本物のぼったくりタクシーを引いてしまった。
そこに車が通りかかったので、その車に走り寄って
「Help me He is a liar 」とわめいたら
その車の運転手は迷惑そうに
「おれ、英語わかんないッス」というようなジェスチャーをしていたんだけど
それを聞きつけて近くのビルの警備員が
「どーしたどーした」と近寄ってきてくれたので
「He'll rip off (こいつ、ぼったくる気よ!)」 とわめいたら
「英語 分かりませんがな 」って顔をして、悪徳ドライバーに向かって
「おまえ ちょっと こっち来て説明しろ」というような感じのことを偉そうに言い
(ベトナムでは警備員って警察のような存在なのか???)
悪徳ドライバーが渋々 近寄って来たので
私はその悪徳ドライバーに「1ダラー」と言って、$1を渡し
走って逃げましたとさ。
一方通行だからバイクで追ってくることはできないし、警備員が見ててくれてたし
ちょっと走って大通りに出れば 人通りも多かったから
場所的にラッキーだったんだけど、
これがもっと人気のないところだったら やばかったわー
しかし、私からぼったくろうなんて人間は滅多にいないんだけどな。
(私は人相が悪いので、悪い人にあまり引っかからない。
てゆか、私自身が悪い人に見えるみたい。)
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