赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

日本的経営は成長拡大よりも長期継続?・・・

2016-02-18 15:38:18 | 日記
 昨夜は金融機関の顧客会の講演・総会・懇親会が。
 講演は「老舗の経営が示唆するものとは」でした。
 信金中央金庫の地域・中小企業研究所の方で。

 ここでは世紀を超えて活躍してる企業を「老舗」と呼びましょう。
 以下、雑学としてご覧ください。
 出所は帝国データバンクや研究所の独自調査などです。

 日本は世界的にみても老舗大国か。
 創業後200年を超える企業数は。
 1. 日本 3937社
 2. ドイツ1850社
 3. 英国  467社
    ・
    ・
 10.ロシア 149社

 老舗の広義の経営理念
 カ 感謝
 キ 勤勉
 ク 工夫
 ケ 倹約
 コ 貢献
 が多い

 老舗企業として大事な事を漢字一文字では
 
 社風を一文字で表すと
 
 以上が一番に来ます

 今から100年前は第一次世界大戦や日露戦争そして関東大震災など
 今から200年前は天明の大飢饉や安政の三大地震そしてペリー来航など
 そんな時期に創業したんですね。

 老舗企業の創業以来の危機は
 1. 戦争 34%
 2. 主力商品の売り上げ激減 27%
 3. 資金繰り 21%
 売り上げ激減や資金繰りは今でも危機ですが。
 戦争が最大の危機だったんですね。

 地域特有の老舗企業数は(100年続く老舗を企業数で割る)
 1. 京都 3.65
 2. 島根 3.5
 3. 新潟 3.37
 4. 山形 3.25
 5. 福井 3.03
 平均は1.64%
 日本海の航路で西廻り航路や北前船などで日本海側年が栄えたんでしょうと。

 老舗の経営から何を学ぶか
 事業の拡大よりも事業の長期継続

 企業規模に拘らない
 価格以外で勝負
 常に最高の商品・サービスを提供
 地域社会から支持
 従業員・顧客満足の最大化
 伝統とは革新の連続である
 などなど

 のれんを守る事なんですね、日本の老舗は。
 ブランドを守る事でしょうか。

 この前の130周年のお祝いがありましたが。
 「屋号」を守るのも同じですね。 
 老舗こそ日本的経営の原点でしょうね。

 以上要約でした。

 今日はNPOの例会です。
 補正予算の中で、中小・小規模事業者の施策を中心に勉強します。
 
 仕事は出来ませんが、毎日が勉強です。
 まあ―良いでしょう。

 今日も応援いただきありがとうございました。
 
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コメント
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