散歩 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)
超音波の発振制御システム (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)
超音波システム研究所は、
オリジナル超音波プローブの発振制御により、
対象物に伝搬する超音波振動の、
非線形現象をコントロールする技術を開発しました。
音圧測定解析システム(超音波テスター)と
ファンクションジェネレータによる発振制御を
対象物の音響特性に合わせて、
発振出力、波形、変化・・・させることで、
超音波の伝搬状態をコントロールします。
注:対象物の音響特性と
超音波の発振制御で、
相互作用による振動現象を利用した
超音波のダイナミック制御・・・・を行います
(超音波テスターで、音圧の測定・解析・確認を行っています)
この技術を、
精密洗浄や化学反応実験・・・に用いた結果、
ナノレベルの効率の高い超音波システムとして
応用(洗浄・改質・反応制御・・)することが可能となりました。
これは、従来では干渉や共振により減衰すると考えられた状態について
大きな可能性を示した結果だと考えます。
今後、超音波による非線形現象はますます可能性炉広げていくと考え
研究開発を含め、実用的な提案をしていきます。
音圧測定装置:超音波テスターを利用した実験動画 ultrasonic-labo
超音波技術<音響流制御> NO.62
音響流<一般概念>
有限振幅の波が
気体または液体内を伝播するときに、
音響流が発生する。
音響流は、
波のパルスの粘性損失の結果、
自由不均一場内で生じるか、
または
音場内の
障害物(洗浄物・治具・液循環)の近傍か
あるいは
振動物体の近傍で
慣性損失によって生じる
物質の一方性定常流である。
<メガヘルツ>の超音波発振制御技術 ultrasonic-labo
音圧測定装置:超音波テスターを利用した実験動画 ultrasonic-labo
<メガヘルツ>の超音波発振制御技術 ultrasonic-labo
超音波システム研究に関する動画・スライドを投稿しています ultrasonic-labo
超音波装置の設置技術 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)
超音波システム研究所は、
超音波の音圧測定に関する「精密測定プローブ」を利用した
各種装置・機器の振動計測・解析により
超音波装置の設置方法に関する最適化技術を開発しました。
この技術は
「精密測定プローブ」による低周波(1Hz以下)の
振動測定により実現しました。(注)
注:低周波の振動現象を正確に計測することは
大変難しく、今回の測定は、
低周波の共振・うねりを抑制する、
特別な方法を採用しています。
その結果、
超音波に関しては、高次の超音波伝搬を実現します。
これまでの事例から
超音波洗浄器に対する、設置テーブルの影響を考慮した
設置方法は大きな成果につながっています。
この技術は
機械加工や化学実験・・・においても
考慮されにくい低周波の振動現象に対処できるので
今後、大きく発展できると考えます。
低周波の振動モードをコントロールする技術については
装置・機器の振動測定に関する技術として
コンサルティング対応します。