磐梯朝日国立公園・長浜(翁島港)は会津を代表する映えスポットで、
会津で夏の天の川の撮り始めが行える良景・美景スポットです。
そこにドンと鎮座する(鎮座ではないか)のが かめ丸とはくちょう丸。
私が会津に引っ越す何十年も前からここに君臨し続け御年約60歳。
(簡単に言いますが、コレ凄いことですよね)
長浜(猪苗代湖)に存在して当たり前、
この2艇が存在しないなんてことは絶対にない!。
そう思っていた かめ丸とはくちょう丸が未曾有のコロナショックにより運営会社が破産!
状況が状況だけに引き取り手が決まらず、
このままでは廃船・解体の危機にあったかめ丸とはくちょう丸。
私が天の川撮りを始めたのは2021年からで、この地での撮影は2022年から。
そのような経緯があったことを知った時には、すでにかめ丸とはくちょう丸は救われてました。
会津は山間の地ですが、磐梯山という火山のおかげで、
猪苗代湖や裏磐梯にいくつもの湖沼群が存在し、水辺が身近なやや特殊な地。
風景写真・星景写真を問わず、水鏡や水面が織りなす光の演出がいかに魅力的であるか?、
SNS上で数多くあげられている写真を見れば一目瞭然ですね。
2022年は自分自身、撮るのが精一杯であったり、YouTube動画の作成に追われ、
猪苗代観光船(かめ丸・はくちょう丸)について深く考える余裕がありませんでしたが、
あらためて自分の星景タイムラプス動画を見直すと、
この2艇が欠かすことのできない大切な存在であると気づかされます。
2023年の会津の夏の天の川の撮影も、かめ丸とはくちょう丸と共に始まります。
不整脈から解放され、随分と行動範囲が広がり、体力作りで毎夜歩き回っています。
(不審者の一歩手前ですわ)
昨年まではできなかった撮影ができるようになる!(かも?)
かめ丸とはくちょう丸は多くの方の善意で救われましたが
救われたのは、この2艇だけではありません。
この美しい景観や賑わいも守られましたし、私も救われました。
(心臓の手術を決めたのも、撮影に耐えられる身体を取り戻すため)
地元民の一人として、微力ではありますがこれからも応援していきます。