佐味田宝塚古墳は、馬見古墳群の西にあり、全長約111メートル、後円部直径約60mの前方後円墳で濠は確認されていない。 古墳の説明看板を目指して当地へいくのですが、看板がなければ古墳とは思えないほどの不明確なものでした。 この古墳からは1882年に約30数面の銅鏡が出土し、その中に家屋文鏡と呼ばれている直径22.9センチの大型鏡(文様は、この古墳に葬られた人々の居館を構成する家屋を表現したものであり、それらの家屋は、まつりごと(祭事・政事)や首長の日常生活に使用されていたものと考えられている) が発見され一躍注目を集めることとなったのです。