2005年10月22日(土)京都の時代祭りにいきますが、その前に京都風俗博物館へ行くことにしました。前回9月10日に引き続き・・・。もぉ一度見たくなってしまいました。^^
10月1日からは、「六條院行幸『藤裏葉』」と称して特別展示をしているようです。
源氏物語の「行幸」の巻(29帖)では、六条院が完成した翌年の1年間の栄華の様子のうち、12月を描いたものですね。
「行幸」の巻(29帖)
12月には、冷泉帝の大野原への行幸の盛儀が世をあげておこなわれたのですが、見物に出掛けた玉鬘は、冷泉帝の比類なき美しさに惹かれ、源氏の薦めていた内侍の件に心を動かすのです。源氏は以前から玉鬘を気にかけていました。昔、源氏が愛した夕顔の忘れ形見が、筑紫(北九州)で美しい娘に成長していたからです。玉鬘は源氏物語の中で、「行幸」の巻の前後約10帖に渡って登場します。記録級ですね。。
「源氏物語覚え書き」より巻三十三 藤裏葉(ふじのうらば)
明石の姫君の入内の準備で六条の院は多忙です。一方、夕霧は素知らぬ顔をしつつも、内心、雲居の雁のことが忘れられません。雲居の雁も、夕霧の縁談の噂を耳にして、不安な日が続きます。・・・・・時は流れて、夕霧は、雲居の雁との結婚を申し出、酒宴となり、内大臣が「藤の裏葉」を歌います。
「春日さす 藤の裏葉の うちとけて 君し思はば 我も頼まむ」
(あなたがすっかりうちとけて私を思って下さるのならば、あなたを頼って参りましょう)
追記 : 一時はあなたの縁談の噂に困惑したけど、反省するんなら、ゆるしたげる。頑張るわっ!!
いよいよ、遅まちきれなかった明石の姫君の入内です。六条の院の北西の冬の町に住む明石の上の気持ちは・・・・。その後、紫の上のはからいで明石の上の処遇も定まります。
ということで、もぉ一度見たくなってしまった気持ちわかりますよね^^。
ところで、京都文化博物館にて、白拍子の装束姿となられた「なぎ」さんの写真を掲載させていただきます。綺麗に撮れてます^^。なぎさんの許可ありがとうございます。^0^静御前ファンのクロウ、大変喜んでおります。