【中国浙江財閥 & 英サッスーン財閥によるアヘン利権】
中国浙江財閥(金融資本家集団)のトップはチャーリー宗(宋嘉澍)1863-1918、孫文の支援者であった。宋嘉澍の子に宋靄齢1889-1973(腐敗政権の象徴・孔祥熙の妻)・宋慶齢1893-1981(孫文の妻)・宋美齢1898-2003(蒋介石の妻)がいる。浙江財閥の裏の顔は「青幇」という巨大秘密組織であり、そのボス杜月笙1888-1951はアヘン密売利権で財を成した。当時、清-英-仏で行われていたのが三角貿易。この時英国・ユダヤ富豪のサッスーン財閥がインドのポンペイに本拠地を移してアヘン利権を牛耳ることとなる。その利権に手を貸したのが浙江財閥で、中国・清の国民をアヘン中毒にして財を成したのである。
清 → お茶 → イギリス
イギリス → 織物 → インド ⇒ 三角貿易 :サッスーン財閥と浙江財閥(青幇:チンパン)は蜜月 ⇒ 中国人のアヘン中毒
インド → アヘン→ 清
また、驚きなのは、日中戦争1937-1945で日本とアメリカの関係が悪化していた頃の浙江財閥の動きである。1937年、日本軍と対立すべく第二次国共合作が成立すると、浙江財閥はアメリカに対して情報・兵器の支援を受けている。このときに活躍したのが蒋介石の妻・宋美齢で、中華民国空軍の近代化に大きく貢献している。ところが、浙江財閥はアメリカから受けた兵器などの物資を中国軍だけではなく、日本軍にも支給することで莫大な富(7兆円とも)を得たといわれている。
武器支援 武器支援
アメリカ政府 → 浙江財閥 → 中国(国共合作)
武器支援
浙江財閥 → 日本軍
← 資金(アヘン利権で得た金)
ところで、その青幇の残党(杜月笙の配下たち)が台湾に残って「親日」を装って暗躍しているという。暗躍どころか台湾TSMCという半導体工場を設立して莫大な富を得ている。
【背のり中国人事件】
背のりとは、他人の身分を乗っ取って、その人に成りすます行為を言う。戦後中国に残った日本人が死亡後、子孫として家督を乗っ取る中国人がいる。また背のりを擁護する文化人、政治家がいる。背のり中国人が日本の技術を中国共産党に流す。かくして東芝・日立の半導体事業は衰退し、韓国や台湾での半導体技術、生産力は1990年から2020年までの30年間で飛躍的に発展し、これにともなって中国共産党の勢力も発展した。台湾には偽物の中国人が暗躍し、その仲介を行っているとも言われる。
【日本の半導体技術衰退年表】
1980年代 日本の半導体技術は世界を席巻 世界シェア50%超 DRAM
1986年 日米半導体協定 (日本政府は日本国内のユーザーに対して外国製半導体の活用を奨励する等アメリカに有利な内容)
1987年 米は日本に関税100% (アメリカ製半導体が日本で伸びていない)
浙江財閥の思惑が漂う 日本経済産業省が承諾
1987年 TSMC設立@台湾(モリス・チャン社長はみせかけの親日台湾人)
1991年までにTSMCは日本に対して半導体製造工場建設@台湾 を示唆 日本承諾理由:関税逃れ
孫正義もこれらの仕掛け人
1991年 第二次日米半導体協定 (アメリカ半導体シェア@日本 20%を強要)
1993年 米インテルがペンティアムを発表
1995年 米マイクロソフトがウインドウズ95を発表
1997年 日本の半導体競争力は完全になくなった (DRAM不況 日本の半導体部門はリストラ)
日本の半導体技術者は韓国サムスンに移籍(技術窃盗が横行@東芝、日立 一泊の渡航で月収分の報酬がサムスンからあった)
同じようなことが対台湾TMSCに於いてもあったという(筑波大学名誉教授・遠藤誉著)→金帰月来
2000年 李登輝総統退任
2000年以降、金帰月来により出世した日本半導体企業の社員が、コア技術の移転に奔走する
しかも経産省もグルで行っていた これに反発する企業は国からの補助金給付などは停止
2016年 蔡英文総統
2019年 Panasonicは日本の半導体技術をPSCS(子会社)から台湾Nuvoton Technology Corporationに譲渡
これらの日本の半導体技術移転(台湾の親日利用)の結果、アメリカへの半導体輸出が目的であった
ところが、日本の技術で製造した半導体は、ファーウエイ(1987年設立)および中国に流出しているという
現在 低価格高性能なファーウエイ製スマホが急に世界を席巻 骨董品だった中国の軍備が急に高性能
2021-10-7 TSMCはソニーと共同で半導体工場を熊本に建設予定(2022着工-2024稼働 投資8000億 雇用1500人)
熊本知事は「熊本から国の経済安全保障の一翼を担いたい」と言っているが、1997年以降の歴史を振り返れば
生産された半導体が中国に流れる可能性は大きい
台湾総統・李登輝の時代(1988-2000)が終わると、急速にTSMCは成長し、2016年に蔡英文総統の時代になっても勢いは止まらない。2015年の売り上げ3.6兆円は、三菱重工㈱の売り上げ3.7兆円@2020年とほぼ同じと比較すれば、いかに成長しているかがわかる。これらの技術が本当に中国に流出しているなら恐ろしい。
TSMCの業績推移