ひだまりーん

むだばなし。

ドキドキした夜。

2020年08月28日 | 私。
私の両親は昭和一桁生まれ。
2人ともまだ健在だ。
 
先週の金曜日、私の母親から「父親が入院した」と連絡があった。
急なことだったのでどこか悪いのかと尋ねたら食事が取れない日が続いていたとのことだった。
入院した病院のホームページを見てみたら新型コロナウィルス感染拡大防止のため、面会はできないと書かれていた。
 
今週になって母親に父親の様子はどうかとメッセージを送ったが返事はない。
忙しいのかなと思い、放置していた。
 
今日の夕方、知らない番号から私の携帯に電話があり、父親のこともあるので恐々出てみると父親の入院している病院からだった。
父親の今後のことについて連絡が欲しいと母親の方に連絡しているが、連絡が取れないということだった。
お電話をくださった方は「熱中症で家で倒れたりしていないですよね。」と心配してくださっていた。
そういえば、連絡が取れていなかったなと思い、実家や母親の携帯に連絡してみたが応答なしだった。
 
ええ、倒れていたらどうしよう。
家に行ってみよう。
家に行ったとしても私ひとりで家の鍵を開けるのか。
倒れていたら怖い。
 
恐る恐る家のドアを開けて「こんにちは〜」と言ってみたが留守のようだった。
家の中を全部見てみたが誰もいない。
最後に恐る恐るトイレも見てみたが誰もいなかった。
どうやら出かけているようだった。
置き手紙をして帰宅。
 
帰りにストアに寄り、会計をしている時に母親から電話がかかって来た。
「今日は休みだったの?」とか言っている。
心配で仕事帰りに寄ったのだと話すと申し訳なさそうにしていた。
結局、父親は施設に入ることになるようだ。
父親は入院するのも嫌だとものすごく怒っていたらしい。
 
子育てが一段落すると次は介護だというけれど、本当だとしみじみ感じた夜だった。