うりぼうのシネ煉獄

映画・ゲーム・テレビ・本の感想をまったり書きます。

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン

2013年09月23日 | 日記
視聴環境:テレビ放映、吹替

 2011年に公開された3部作の完結篇。一応来年キャストを一新して新たなシリーズが始まるらしいですね。

 さて、もはや関連作の放映ばっかりで逆に「なんで今日は『トランスフォーマー』やってんの?」って気すらする感じですが、「半沢直樹」最終回の裏という厳しい条件での放映です。


 まずなにがサプライズかって、やはりヒロインが突如別人になっていたってとこでしょう。
 前作で命を掛けた戦いで愛を確かめ合ったのに、今回はいきなりモデルみたいな女のヒモって…
 本作のヒロインは主人公を裏切って、後半(前作までの)ヒロインが登場してヨリを戻すんじゃないかとすら思いましたが、そうなりませんでした。もともとミーガン・フォックスは過激な発言が多い人らしく舌禍が原因で降板させられたらしいですが。ちなみに今回のヒロイン、ロージー・ハンティントン・ホワイトリーはICCOに似ているね。


 そもそもトランスフォーマーたちがガラクタの寄せ集めみたいな造形で、しかも巨人族同士の戦いに人間世界が巻き込まれるというような話なので画面全体が細かい。どんどん廃墟と化していく都市でキャラクターがどうなっているのかわかりずらいってのはあるかもしれませんね。
 あとこういう3部作ものとしては、いったん全部ダメになってそこから持ち直して大団円という流れはよくあるんですが(「ダークナイト・ライジング」とか)本作はなんか持ち直し切れなかった…という感じもありますね。主人公ラブーフが戦力になってないうえに本編自体でもおみそ扱いだったというのが終わりまで続いたし。それだったら人間としての働きならシモンズの方がよっぽど役立っていたという気もする。そのへんが残念だったなぁ。


 ということで、
 CGを贅沢に使った作品ということで見た目楽しめる作品で好きです。新たらしいシリーズはどうなるか気になりますが、監督はマイケル・ベイ続投だしな。毛色がガラっと変わるってことはないでしょう。


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