ウルヴァリン： X-MEN ZERO

視聴環境：テレビ放映、吹替

　Ｘ－ＭＥＮの人気キャラ、ウルヴァリンのスピンオフ映画２００９年。


　新作が出来たので関連作ということでお決まりのテレビ放映ですね。


　ウルヴァリンの前日談を描いているエピソード０作品ですが、改めて観ると実写版Ｘ－ＭＥＮとはちょっと矛盾があったりして面白いですね。本作ではラスト、プロフェッサーＸが出てきますが車イスじゃないんです。その後作られた「ファーストクラス」では映画の最後に銃弾を受けて腰から下が不随になった（ように見える）終わり方をしているので本作とは矛盾してます。もうハゲてたしプロフェッサーＸ。

　あと本作のラスボスがデッドプールだってのも興味深いですね。
　あんまり原作の方のアメコミには詳しくありませんが、デッドプールってのはかなりユニークなキャラで、異常な精神で世界を見ているらしくコミックでは”違う次元”も認識しているらしい（たとえばマンガのセリフの”ふきだし”が見ているようだったり、こちら側に”読者がいることを認識して”いたりするらしい）。あとネットで見る限り”おしゃべりでエキセントリックな傭兵”というキャラなのでぜひとも彼のスピンオフ映画を作って欲しいですね。もちろん本作の「バイオハザードのラスボス」っぽいキャラじゃなくて危ういイカれキャラとしてのデッドプールが観たいです。


　本シリーズとは違うスピンオフということでか、けっこう作品の随所に遊び心的なものがあって楽しめる作品でした。現在映画館で公開されている「ＳＡＭＵＲＡＩ」の方にもそういうのがあれば楽しめるんですけどね～。どうなんでしょう。

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