うりぼうのシネ煉獄

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崖っぷちの男

2012年07月07日 | 日記
 タイトルがまずいかんよね?

 ということで本日公開「崖っぷちの男」観てきました!

 ニューヨークのホテルの窓の外に立つ男。街は騒動になりマスコミも殺到。警察が対処にあたるが男には別の目論見があった・・・。


 最初予告編を観たときまず思い出したのはコリン・ファレル主演の「フォーンブース」。路上の電話ボックスに立てこもらざるを得ないよう仕向けられたサスペンス映画。本作もこのようなシチュエーションアイデア一点豪華主義かと思っていたんですが、「意外とおもしろかった」という評価もあり、思い切って観てきました。

 多少はネタバレで行くのでこれから観る人は読まないで欲しいですが、

 実際観るとサミュエル・L・ジャクソン、ケビン・スペイシー共演の「交渉人」を思い出します。
 本作も主人公は自殺願望の男を演じて世間の目を引きつつ、実は別の目的を遂げようとしてる。

 しかしタイトルが損してるように思いますね~
 原題もまんまなので日本の映画会社が悪いってことじゃないんですが、「崖っぷち」ってのがね。「っぷち」ってのがね、語感としてシリアスに欠ける。
 正直、映画自体はけっこう面白かったしよくまとまっていると思ったので、宣伝の失敗というか過小評価されてると言っていいでしょうね~。もちろん大ヒットするような作品でもないんですが。本国でも同じような感じなのかwikiによれば制作費4200万$に対してアメリカ国内での興行収入は1862万$と半分しか回収できていません。もちろんハリウッドは全世界の興行収入&セル販売の売り上げも見込んでいるのでそれだけでダメとは言い切れませんが。

 というわけで、
 割りに面白かったのでサスペンス映画好きの人なら食わず嫌いせずに観てみるのもいいかもしれません。


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