あしたはどこへ・・・

後期高齢者だが 元気に豊かな気持ちで歩き続けたい・・

 啄木の碑・・・

2019-06-18 19:06:37 | 日記
  札幌大通り公園に「石川啄木像」がある。「しんとして幅廣き街の
秋の夜の 玉蜀黍(とうもろこし)の焼くるにほいよ」の詩が書かれている。

 啄木は明治19年 岩手県に生まれ 渋民村の小学校では神童と云われるほど
秀才で 代用教員や新聞社に勤め 短い間だったが北海道でも暮らした・・
 貧乏生活の中で27歳の若さで肺結核で亡くなった「今日もまた、胸の痛みあり
、死ぬならば ふるさとに行きて死なむと思ふ」

 私の好きな啄木詩集の中から
「とある日に 酒をのみたくてならぬごとく 今日のわれ 切に金を欲りせり」
「馬鈴薯の 花咲く頃となりにけり 君もこの花を好きたまふらむ」
「やわらかに 積もれる雪に熱てる頬を 埋めむることき 恋してみたし」
「たわむれに 母を背負ひてそのあまり 軽きに泣きて 三歩あゆまず」

               
コメント (1)
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