
~ショパンの宇宙~
*ラ フォル ジュルネ オ ジャポン「熱狂の日」音楽祭2010
~ショパンの宇宙~
このイベント、発祥はフランス
日本では2005年より
ゴールデンウィークに開催されています。
ゴールデンウィークの期間、
国際フォーラムと丸の内が
まるごとクラシックの街になってしまう。
低料金で大人も子供も楽しめます。
ひとつひとつのコンサートの時間が短いので
たくさんのコンサートを
はしごすることもできます。
今回はショパン生誕200年ということで
内容は~ショパンの宇宙~
ラ フォル ジュルネ オ ジャポン
「熱狂の日」公式サイト2010
http://www.lfj.jp/lfj_2010/
ショパンの作品は
ピアノ弾きにとっては
とっても弾きがいのある楽曲が多いです。
私もショパンのエチュードは
毎日弾いています。
毎日弾いても、いつも新鮮です。
ショパンかぁ。
これは行かなきゃと
出かけていきました。
私が行ったのは
<112番>
ショパン
モーツァルト「ドン ジョヴァンニ」の
「お手をどうぞ」による変奏曲op.2
ショパン
ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
フィリップ ジュジアーノ(ピアノ)
シンフォニア ヴァルソヴィア
ヤツェク カスプシク(指揮)
5000人収容のホールは満員。
でも普段のコンサートと違うのは、
お昼の時間ということもあるのでしょうが
小さな子供からお年寄りまで観客層が広く、
客席がなんとなくほのぼのとしています。
ピアニストのフィリップ ジュジアーノは
繊細で、すがすがしい印象のピアニスト。
ショパンの楽曲にはとても合う個性で、
いい演奏でした。
ワタクシ、なんだか高尚な気分。
辻井伸幸さんの演奏もとてもいいです。
ショパン ピアノ協奏曲 第2番 第2楽章
http://www.youtube.com/watch?v=3vhJAxicrhQ
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そして併設で
丸ビルで「ショパン展」というのをやっており
これも行ってきました。
ショパン展
http://event.yomiuri.co.jp/chopin2010/
遺品や直筆の楽譜などがあり、
作曲家のその人となりを知り、
だから、こういう作品を創ったんだと
しみじみと痛感させられます。
ジャズも同じです。
こういう人だから
こういう音を出すんだ。
音の内容と人間の印象が
全く同じです。
さて、ショパンは
繊細な人だったんだなぁ。
直筆の楽譜にもその繊細さが表れています。
展示を見ていると
ビル エバンスを思い出してしまいました。
共通する部分があるのかもしれません。
ジョルジュ サンドは
活発な女性でもありますが、
ショパンに献身的に尽くしたと言われています。
フランス ロワール地方のノアン村に
ジョルジュ サンドの別荘があり、
そこにショパンが数々の作品を
創作しますが、
ノアンの食卓のメニューがありました。
ワインはロワールではなく
ボルドーのものを飲んでいたようです。
このサイトではショパンのことも
丁寧に紹介してあります。
ノアンの食卓
http://members.at.infoseek.co.jp/pixy5/page110b.html
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