Belle’s bar

ピアニスト 矢野嘉子 yoshiko yano のBlog

世界4大ピアノ比較試弾会

2006-10-14 | ミュージック

         世界4大ピアノのテイスティングです。




<Weblog>

*世界4大ピアノ比較試弾会
    ~比較試弾シリーズvol.4~

私がMUSIC JOY新宿にて講師をやっている
宮地楽器で、世界4大ピアノ比較試弾会というのを
やっています。(10月15日まで)

最近、フランスワインがきっかけで、
再びフランス音楽のクラシックのピアノ曲を弾くことが
多くなり、いいピアノで弾きたいと思っていたので、
この試弾会のフライヤーを発見、
すぐ次の日に行ってきました。


スタンウェイ、ベーゼンドルファー、ベビシュタイン、ヤマハの
試飲ならぬ、試弾です。
用意した楽曲は、ドビュッシー、サティ、ショパン、ジャズです。
まず音を聴いて、その音質で何を弾くかパッと決めました。



<スタンウェイ> O180
ハインリッヒ エンゲルハルト シュタインヴェークは、
さまざまな苦節を経てドイツでピアノ製作者として
認められると、より自由で充実したピアノ創りのため
新天地アメリカへと移住。
1853年息子たちと共にニューヨークに
スタインウェイ&サンズ社を設立しました。
以来、親子は一丸となって創意工夫を重ね、
技術の革新に努めて「最高のピアノ創り」に邁進しました。

(文章「スタンウェイパンフレット」より)


音は「さわやか」


早速弾いたのは、
ジャズのハービーハンコックのドルフィンダンスでした。
弾くと、ピアノの音は暖かく感じます。
アドリヴがやりたくなるピアノです。




<ベーゼンドルファー> model 185
創業者であるイグナツ ベーゼンドルファーは
ヨーゼフ ブロッドマンの下でピアノ製造技術を15年間学び、
1828年ウィーン市よりピアノ製造業者の許可を得て独立、
ベーゼンドルファー社を設立しました。
1830年にはオーストリア皇帝から初めて
「宮廷及び会議所御用達のピアノ製造者」の称号を
授けられました。

リスト、ブラームス、ヨハン シュトラウス、ブゾーニ、、、
数多くの音楽家からの助言、
そして「至福のピアニッシモ」といわれる美しい響きを
大切に継承してきた結果、楽器としての個性を確立することが
できたのです。

(文章「ベーゼンドルファー パンフレットより)



音は「深み、丸み、そして暖かみ」


早速弾いたのは、
ドビュッシーの「月の光」です。

ピアノの微妙なピアニッシモのニュアンスを
ちゃんと汲み取ってくれます。

私の弾きたい「月の光」は、
暖かみのある「月の光」です。
だから、このピアノは弾き手の気持ちに
応えてくれました。




<ベビシュタイン> M/P 192
リスト、ドビュッシーが讃えた透明な響き、信頼の名器。
「ピアノ曲はベビシュタインの為だけに作られるべきだ。」
最も色彩豊かな作曲法を用いた作曲家、ドビュッシー。
稀代の天才にそう言わしめたピアノ、ベビシュタイン。



音は、「1音の主張」


早速弾いたのは、
ドビュッシーならぬ
サティーのジムノペティ-


このピアノでドビュッシーの「月の光」を弾くと、
厳冬の夜の「月の光」となります。
ドビュッシー自身が持つイメージは
きっとこんな感じだったのでしょう。




<ヤマハ> S4B
(パンフレット なし)


音は「ピアノらしい音」


早速弾いたのは、
ショパンの「小犬のワルツ」

このピアノは
ロマン派のピアノ曲にとても合います。





宮地楽器 
http://www.miyajimusic.com


(画像「世界4大ピアノ比較試弾会」フライヤー)



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さよなら、赤い三角屋根の国立駅舎

2006-10-09 | Weblog






         さよなら、赤い三角屋根の国立駅舎






<Weblog>

*さよなら、赤い三角屋根の国立駅舎

赤い三角屋根として長年親しまれてきた
JR中央線の国立駅舎
(東京都国立市)が10日から解体される。
中央線の高架化工事に伴うもので、
解体後、市が半円形の飾り窓など部材を保存する。
市は工事が終わる6年後にいまの場所に
再築する方針。


1926(大正15)年に開業、
都内に現存する木造駅舎としては原宿駅に次いで古い。
駅からは一橋大学前を通る大学通りなどが
放射状に延び、文字通りまちの顔となってきた。
7日夕には市主催のお別れ会に多くの市民が詰めかけ大混乱。
しばしの別れを惜しんだ。

(文章「朝日新聞 10月9日」より)


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明日から解体です。
最後のお別れをしてきました。
さびしくなります。



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