今回の旅は2泊3日という短い日程でしたが,渡嘉敷と座間味の間に位置する無人島,安室島へ半日間渡りました。とかしくビーチから船に乗って15分ほどで向かいに見えている安室島に着きました。パラソルとクーラーボックス持参で上陸すると,入れ違いで島を出る人からパラソルを立てるのに必要なスコップとクラゲ等に刺された際の救急箱を渡されました。船が去っていくと本当に静寂そのもので,私たちともう一組以外は誰もいません。
パラソルを立てた後,まずは散歩に出かけました。船を下りた砂浜の背後を少し登ると,島の西側の海に出ました。阿嘉島のニシハマビーチや座間味島の古座間味ビーチが見えました。渚づたいに島の最北部まで歩を進めると,最干潮時だったせいか座間味島まで歩いて渡れそうな感じでした。
島を半周し終え,ようやく海に入りました。とかしくビーチよりサンゴの状態はよく,カラフルな魚の姿もちょっと多いように思いました。暖められた海水と冷たい水が複雑に入り交じっており,少し泳いだだけでも水温の違いをはっきりと感じることができました。
水深3mまで潜れるというカメラの特長を生かして,水中にそのまま持ち込んで,バシバシと写真を撮ることができました。といってもまだまだ水中撮影には慣れていないので,手ぶれや失敗も多くありました。