プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

< 家政夫のミタゾノ >

2024年01月26日 | ドラマ。
シーズン6になるらしい。微妙なラインで面白かったり面白くなかったりするから、
見たり見なかったりしている。
今回は面白かった方。

一話の冒頭、いきなり美田園駅が出てきたのは笑った。
まあまあ地元。でも新興住宅地の地名だし、そこに出来た駅の名前だから
そこまで愛着が持たれている地名かというとそうでもない。
とはいえ、これだけ撮るためにわざわざ来たのかと思うとちょっと嬉しい。
ロケしてすぐ帰るスケジュールで、キャスト・スタッフ的には不満だったらしいですね。
せめてすぐそばのイオンモールに行って、喜久水庵の喜久福を買って帰ってください。

このドラマの各シリーズで最大の違いは3人目の家政婦、メタでいえば売らんがための
若手女優。
正直ここは痛しかゆしで……。

純粋にドラマとしては、この女優枠がもっと自由に使えればドラマとしての面白さは上がる。
女優側からしても、現状の脚本ではそこまで良くないので、演技としては見せ場がない。
だが事務所的には出しておけばそれなりに名の売れる都合がいい場で、
そういう便利さがシーズン6までもこのドラマを作らせた側面もあるかもしれないから、
最終的にはwinーwin。
でもここをちゃんとすれば、ドラマとしてはもう少し面白くは出来るはずだと思うけどね。

とはいえ、松岡昌弘演じるミタゾノさんは大変気に入っている。
この部分の面白さで全体の8割を占める。7年前から安定しているの、地味にすごいよね。
長いからといって投げやりにもならず。マンネリの有難みがある作品。

ミタゾノさんの全力疾走姿が好きだが、あまり出てくると飽きると思われるので、
今くらいの使われ方がちょうどいいのかな。
今回は「フンッ」で落とすことが少ないのが良かった。安易だもんね。


女の子の役をもう少し面白くしてくれたら、確実に推すんだけどねー。
まあ下手に意欲的になるよりは、今のテンション(と予算)を維持した方が
長く続くかもしれない。でも今回はゴールデンだったんですよね。
そのせいか、いつもより若干(本当に若干)内容があって面白かった。

最後の「打ち上げ行くぞー!」のぶっとい声が良かった。
教えてミタゾノさんもメタで良かった。
また会いましょうね。

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