お母さんと読む英語の絵本

読み聞かせにぴったりな英語絵本から、米国の子どもたちの世界をご紹介
子どもをバイリンガルに…とお考えのお母さんに

サイエンスはたのしい!テクノロジーはおもしろい!

2013-12-15 | from Silicon Valley


 いま、アメリカの教育のキーワードはSTEMです。STEM とは、科学(Science)技術(Technology)工学(Engineering)数学(Mathematics)の頭文字。伝統的な教育の基本3Rs(Reading Writing Arithmetic)にかわる、21世紀の基礎教養はこれだと言われています。文系抜きの、完全理系。はたして教育全部がこれでよいかどうかの議論はさておき、確かに、すでに科学の教養抜きには生きがたい時代になっています。

 さて、今年のクリスマス・プレゼントには、教育的だけど教育臭くない、愉しい科学モノはいかがでしょうか?

(1)自分で建てるドール・ハウス"Roominate"
クリスマスには「お人形が欲しい」という女の子たちに、自分で好きなように設計して組み立てることのできるドール・ハウスはいかが?ともにスタンフォード大学の工学修士を修了した女性起業家チームがデザインした工学オモチャ。




(2)"MakeyMakey Kit" なら何でもあり!
バナナを鍵盤にしてピアノをつくってみたい?(まさか!)とあなたは思う?でも、子どもは「やってみたい!」かも。“MakeyMakey" があればできます。”シンプルな回路”をUSBケーブルでコンピュータに接続し、クリップ付きのワイアーをいろいろなものに接続してコントロール!




(3)女の子をエンジニアに!"GoldieBlox"
女の子に工学への興味関心を育てるためのオモチャの草分け。「女の子は単なる”ピンクのお姫様”以上の存在!」というリベラルなメッセージで知られる、スタンフォード大学の卒業生が創業したベンチャー。今年は、人気ミュージック・グループ”The Beastie Boys” のヒットソング "Girls" を皮肉ったプロモーションビデオ(YouTubeで見られる)で話題騒然。 その意味でもホットなプレゼントです。




(4)アニメやビデオゲームをつくってみたくなったら"Scratch"
子どものための「はじめてのプログラミング」支援ツールです。ウェブサイトから簡単にダウンロードでき、組み立てもブロックを積むような感じで、簡単にできます。プログラムをさわり、自分で書いてみると、ちゃんと「動く!」ところがミソ。自作のプログラムをウェブを通じて世界中の仲間とシェアできます。



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