自然観察系ぷち旅日記 うにまるが行く!!

遅咲きのなんちゃってトラベラーうにまるが再び動き始めます。薔薇と化石と砂漠を巡る、自然観察系旅日記です。

ブータンの道路事情2016

2016-11-27 18:00:46 | ブータン
こんばんは。
昨日に続き、ぼちぼちと更新。

今日はこの夏見てきたブータンの道路事情。



交通量が多いのはティンプーの町中だけで、あとは、パロやプナカと言った都市の周りは舗装道路が引かれています。

都市と都市をつなぐ道はまだまだ未舗装道路。特に東へ向かう道は大変なんだとか。ブータンは山岳地帯だから、集落と集落が山や川で分断されているのです。

割と車の通りがあるティンプーからプナカへ向かう途中にも、こんな未舗装なヘアピンカーブが続いてました。



大雨降ったら、土砂崩れが起きそうな…。

それもそのはず。道幅拡張のため、斜面をショベルカーで大胆に削ってるんです。



途中、崖の上から岩や木が転がり落ちてきて、一瞬崖崩れかとドギマギしました。なんと、上からショベルカーで木をなぎ倒していたんです。

もちろん道は封鎖されていましたが、15分ほど待たされたあと、地面の岩をどけ、何事もなかったかのように開通…

こうした土木作業はほとんどがインドからの季節労働者が請け負っているとのことで、どこもかしこも急ピッチで整備が進んでいる模様。



インドのダンプカーは派手派手で、ライトにはなぜか目のシールが付いているので、すぐにわかります。普通は片側1つでもっと大きい。

近代化の波の真っ只中のブータン。古き良きものを大切にするとともに、観光資源として活用ブータンの政策。他に類を見ないこの国は、今後どのように発展していくのか…、悪路に揺られながらそんなことを考えてみたり…。

ちなみにブータンには信号というものはありません。ティンプーの中心に昼間だけ警官が交通整理をする場所があります。



ガイドさんはブータンの信号はここだけって言ってましたが、信号でもないような…。伝統的な柄で鮮やかに塗られた交通整理用の東屋と言ったところでしょうか。

ガソリンスタンドもとってもオシャレ



日本でも、古いものが見直される動きがありますが、こうして意識して残していかないと、人類の貴重な財産が消えていってしまうんだなと思いました。






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