京風ロハス倶楽部    by ake

LOHASというコンテキストでつづる京の暮らしと情報

疏水べり花便り その1

2006年03月30日 | 花鳥風月
通称「哲学の道」の近くに住んでいる現地カメラウーマン@underwoodから花情報を報告してもらいます。

京都はまだ寒いです。昨日は京の北の方ではなごりの雪も降ったとか

開花状況 1分咲き


帰路に疏水ベリをあるいてみましたら、ミツマタ、レンギョウ、

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そして、昔からこの時期になると、一見早い目の桜か?とみなが目にとめる家には「杏」が満開でした。

赤い実の実る年に

2006年03月27日 | 花鳥風月
今日はとても気持ちのいいお天気だったので、ひさしぶりに自転車に乗って、京都府知事選の期日前投票 に左京区役所まで行って来た。
銀閣寺交差点から神楽岡を経て、京大の正門前を自転車で東大路通りに抜ける学生街が好きだ。結婚した年はこのカルチェラタン(鴨川をセーヌに見立てて)一帯は大学闘争の真っ最中だった。

この年になっても百万遍界隈は学生気分になれる。特に夫の職業柄か学期というサイクルが私自身の生活のサイクルとなって早35年!今は学年末!
夫の定年ももう数日後に迫っているが、また吉田山を越えてこの辺りをうろうろになるだろう。

「定年までになんとかせえよ!」と発破を掛けていたかいあって、息子が四月初旬に東京で結婚式を挙げることになっている。「アメリカ生まれ、海外ロケに強い!」と豪語してものにしたCM制作のプロデューサーの仕事で、もう8年になる。以前からおつきあいしていたY子さんとゴールイン。父親の定年を意識したのかしないのか、ともかく夫は肩の荷を下ろすことだろう。お疲れまさま!けっこう頑張って父をしていたひとだから。

画像は、庭の万両と斑入りアオキ。いま赤い実を付いている。
3人の子どもたちがそれぞれ、独立して家庭をもつ=実をつけているように思える春だ@有り難し






「アメリカ生まれ、海外ロケに強いですか?」 息子を抱いているUSA時代の画像 @キャホ~


おまけ@お粗末でした!

チンチンバスがなくなる

2006年03月24日 | 京都もの
私がよく利用するバス路線にこのチンチンバスが走っています。ノートル(ノートルダム女学院の短縮)の生徒さんもよくこれを利用しています。観光の要所にだけ停車する急行なので、京都駅までいけるので便利。利用客が多い路線なので、1時間に4本運行されています。

しかし、このレトロ風の木のシートにつり革の、かつて京の町を走っていた日本最初の市電を模しているこのバスは14年も走っていて、老朽化したのでこの型のものは廃バスになるらしい。ちょっとさびしい。
この「100」系統にのれば、拙宅の近くまで乗り換えなしで京都駅からこれ一本@220円で来れますよ

梅じまん

2006年03月21日 | 花鳥風月
昨秋にご近所の飼い猫が枝にお乗りになってジャンプされたので、うちの軒端の梅の枝が折れたことを『折々の記」に書いたので覚えておられる方もおありかと。
その梅が見事な花を咲かせました



考えようによっては2手に分かれていた枝を折られたことで、もう1枝に集中して見事な八重の花芽がきたのでしょうか?
花の咲く木はその年の剪定の時期によって、翌年の花の付き具合が替わります。
今年もハナミズキの花芽はいっぱい出ていますが、大昔からある池の馬酔木の花は咲きそうにありません@不思議。

京の職人さん宅のお雛さん

2006年03月21日 | 京都もの
お煎茶のお稽古に行くかせていただいている町家.杉本家へは四条西洞院のバス停から「厨子」という鉤状の路地を抜けて行くのが近道である。職人さんの家が軒を並べている中に、染み抜きをしていただいているSさんという着物クリニックがある。

おろし立ての小紋に小さなシミを発見、それにこの冬に何度着たかわからないほど着た道中着とともに持参。
そして、また今日も、ご主人が、「もしお時間があったら、上がってウチのお雛さんを見て行っておくれやす」と。そら~来た~!今回は少し時間があったので拝見してお話を聞かせていただいた


可愛い一刀彫りのミニ雛。台座は蛤の形。お雛様は乙姫様、そして、お魚さんの五人囃子。昔のものだからすべて手彫り。
奥さんを亡くされ、男ひとり暮らして数年になられる。癒されるので、すすんでお飾りしてますんや、と仰るご主人。品のいい京男さん。着物のお手入れの技能者として、京のおべべを影で支えて来た職人さんの日々の暮らしをお邪魔するたびにかいま見せていただいてます。





蕎麦で癒され,「良い食品づくりの会」の食材で夕食を!

2006年03月20日 | ストア(食)
目の煩いも峠を越してちょっと外に出たくなった絶妙のタイミングで、友人のかなさんが、エコ車プリウス号でランチとお茶に連れ出してくれた。頼りになる妹分である

かなさんが懇意にいている、そば屋「たくみや」(木屋町三条角 小川珈琲のビル3F)は、数奇屋造りのいい雰囲気のぜいたくな店で、彼女の関わっている「良い食品づくりの会」の全国のメンバー店の食品もお取り寄せで保冷ショーケースに並んでいるので、買って帰る楽しみもあり、私はここの常連さんになりつつある。 http://yoisyoku.org/

昨秋京都の南から出店したおそばやさんで、男前のバンドをやっていたオーナーの息子さんがそば打ちをしている。そばがきのおぜんざいまであるんですよ。


そして、そこで買っておいた食材で昨夕、帰宅が遅かった夫とお腹に負担がないこんなものをつくる。

1)ちりめんじゃこ&お寺さんの保存食ひじきのサラダ

   (フライパンで胡麻油で炒ってグリーンサラダに振りかける)

2)ブロコリーとサラダ豆の温野菜に近清さんの赤かぶの漬け物

3)デパート系取り寄せのローストビーフ&玉子の燻製(『良い食品」のお取り寄せショーケースの中でいちばんの好物)

4)大根おろし&ナメタケ昆布&ちりめんじゃこ

5)買い置きのフカヒレスープ缶に豆腐

9割がた、「良い食」のものです!

贈り物

2006年03月20日 | ものもの
贈り物は難しいけれども、それを思案したり、探して廻るのは楽しい。3、4月はそういう季節ですね。それぞれの春です

定年退職記念講演で深窓氏がいただいた贈り物は綺麗な花の数々の他に、いろいろ思案していただいたことがわかる面白いものがあった。
女性教員さんの堺の包丁、しかも名前入り、「これからクッキングもおやりになってください!」とのメッセージを込められたのでは、と私は想像しております。
またシャンパン発祥の地のオーウ゛ィレ村のシャンパン。
そして、幸子さんからはハンドメイドの34枚のgreeting cardが入った箱(画像参照)。
見ているだけでも楽しいカードですよ。こういうグリーティングはあちら風。

LOHASな友人って?

2006年03月20日 | からだ・健康
ロハスのサイトとメルマガに拙稿 が更新されました。今回登場のロハスな友人とは誰でしょう?

当のご本人からメール着信

「メール不通で配達されないカードになっていました。
お礼を申し上げるのが遅くなり失礼いたしました。
ディナーの時に、明美さんがおっしゃっていたこと、
「こんどの京風ロハスな暮らしに滋賀の人が登場するわよ、さて誰でしょう?」
先ほどブログを拝見してあちゃ~!! あな、うれし!!でございます。
まさかわたくしめのことだとは……まったく想像していませんデシタ。
やはり本家“チホー家の人々”ですね。
ほんとうにありがとうございます。
あけみさんにロハスな友人といっていいただいた以上、
Lifestyles of Health and Sustainability ほんまもんにならないと!!
これからもご指導ご鞭撻、よろしゅうお願いを申し上げます。

食べることには気を配っているので、というより生来の食いしん坊なので
大丈夫かと思いますが、人間界での年齢はやはり侮れず、実は明美さんの
先日のブログでnoryさんの経験からを読んでドキリ……

昨夏、久しぶりに
大嫌いな病院なるものへ人間ドッグを受けに行って参りました
昔、一生分くらいの病院通いをしたから、もう病院へは行かないゾ!!
と心に決めていたのですが

私の場合、食べ物ではなく、薬剤・化学物質アレルギーです。
世代的に添加物いっぱいの食品やジャンクフードを食べてきたハズですが、
不思議なことに余り好んで食べないモノは、コカコーラやファンタなどの清涼
飲料、練りもの系、ポテトチップス、インスタントラーメン……etc.+鶏肉!!
たぶん危険因子をカラダが察知しているのではと思います。
なんて言いながら、ハーゲンダッツはいまだに止められないのでいい加減ですけれど。

また、「良い食品づくりの会」で勉強をさせていただいているのも、
自分のこころとカラダが自然とその方向へ向いていたような気がしています。
会を知る以前から、私がユーザーとして使っていた会員さんの製品もたくさんあって、
H社長に会の仕事をさせてくださいとリクエストしたのですよ。早や十余年になります。
では、また  くらぶ会員No.1@茗香) 」 

私にとって、LOHASとは

2006年03月19日 | 一般(1)
着物で和のこころ衣生活 IN 京都*
おばんざいベースで健康食生活 IN 京都*
クーラーなし省エネ住生活 IN 京都

以下は、
日本に初めてLOHASを紹介した大和田順子さんからの依頼で
 『日本をロハスに変える30の方法』(大和田順子他著 講談社)へ寄稿したメッセージより



「LOHAS的なる京都の暮らし」   
クーラーなしの大正期の家に住み、おばんざいをいただき、
着物をこよなく愛し、花鳥風月を愛で、自然と折り合いをつけながら、
智恵と工夫とおしゃれ心で愉しむ衣食住。

阪神大震災直後から始めたネットライフは、
国内外のメル友&ブログ&ソシャールネットワーカーとつながる
・・・まことに現代的かつ人間的なライフスタイル。
これが、私の京都の暮らし。

これは、LOHAS的ココロとカラダに通じています。
自分を正しく愛することができるLOHASなひとは、
ひとをも正しく愛することができる新世紀を生きるハンサムウーマンの必須条件かもしれません。
   
  木下明美 ジャーナリスト/コラムニスト 


お参りグッズ 法然院

2006年03月19日 | 京都もの
ご住職からお参りグッズの紹介があった。
お線香や灯明用に重宝なマッチ!私はこれがほんとうに欲しかった。
ライターは味気ない。かといって、喫煙者用のお店のマッチは減っている@これはいいことだ。
既製品のマッチを購入するのも、それほどの量は不要。
これから、参詣のたびにいただいておこう!
ご住職にこれはいいとお礼をいっておいたことだった。

法然院



お彼岸 法然院へ

2006年03月19日 | 京都もの
寒い日曜日の今日、東山山麓の法然院お彼岸法要参詣.
昨日、深窓氏といっしょにお墓掃除はしておいたので、着物を着てひとりで出かける。

法然院は椿の名所でもあるのだが、今年は開花が遅く、
本堂に散華される25個の椿を揃えるのがやっとだったとか。

昨年からお参りのお連れが出来た。
うちのご近所で育たれたT大教授の元お嬢さん(笑)さん。
ある研究会でご一緒したIOセンセイが私の名刺をみて、「妻の実家はご近所でした」と。
その方が、元お嬢さんのハズバンドだったのだ。
以来、お互いに一人でお参り組(たいがいは夫婦、親子づれ)の私たちはすぐに仲良くなった


境内は寒く、本堂にはストーブが焚かれていた。善男善女に混じっての2時間の法要は、この歳になると、癒しの時となっている。
義母が健在の間は、一度として同行しなかった嫁だったが、見送ったあとは誰にいわれたわけでもないが、自らちゃんと彼女のあとを引き継いでいる。義母は決して私に嫁役割を強要はしなかったし、いけずもされなかったので、今私はすすんでお参りを楽しんでいる。
昔、長女が祖母に連れられて、お参りに連れて行ってもらっていた。このお盆にはジョージ君@5歳をともなってみようかしら?
ああ、私もお寺にお参りする善女なんだわ~



法然院ご住職の梶田さんは環境問題に積極的に取り組まれ、それ以外にもNPOとのコラボレーションや支援をされている。私もある先駆的なネット&アート系団体の支援者としてご一緒したこともあり、檀家の立場以外の顔がある。


オーガニックストア in USA

2006年03月18日 | 海外
『日本をロハスに変える30の方法』で取り上げられているオーガニック・ストア「WHOLE FOODS MARKET」
いち早く私は利用してとても関心を持っていたストアでした。
というのは、5年前の2001年冬、長女のお産の手伝いに米国に飛び、約3週間アトランタに滞在。

ホスピタルの部屋は居間のようなアットホームな部屋で、お祝いのバルーンが届きました。

はじめてのオンモ。ベビーカー引きはじめのバアバ!緑の中に立つハウス棟のパーキングエリアにて


そうそう、ジョージ君たちは親たちが長期休暇がとれたので、今日から4年ぶりの米国再訪旅行に出かけました


娘ハズバンド、HIKOの運転でいろんなストアに買い出しに行き、
おかげで婿殿とのコミュニケーションができました。
鮮やかなイタリアンファブリックの店にて。


一番好きだったのが、この店でした。



新鮮な赤、緑、黄色などの有色野菜のディスプレーとオーガニックな生鮮食料品と魅力的な調理済み食品の数々。
あれほど食料品の買物が楽しかったことはあとにも先にもないでしょう。




それから5年、いまでもこのストアのロゴの入った布袋を愛用し、
銀閣寺界隈までこれを肩にかけてウオーキング旁々買物に出かけています。


京風ロハスとは

2006年03月18日 | 一般(2)

わたし流「京風ロハスな暮らしと情報」ブログをスタートさせました
こちらも、あちら同様によろしくお願いします。

「LOHAS的なる京都の暮らし」   
クーラーなしの大正期の家に住み、おばんざいをいただき、
着物をこよなく愛し、花鳥風月を愛で、自然と折り合いをつけながら、
智恵と工夫とおしゃれ心で愉しむ衣食住。

阪神大震災直後から始めたネットライフは、
国内外のメル友&ブログ&ソシャールネットワーカーとつながる
・・・まことに現代的かつ人間的なライフスタイル。
これが、私の京都の暮らし。

これは、LOHAS的ココロとカラダに通じています。
自分を正しく愛することができるLOHASなひとは、
ひとをも正しく愛することができる新世紀を生きるハンサムウーマンの必須条件かもしれません。
   
  木下明美 ジャーナリスト/コラムニスト 

日本に初めてLOHASを紹介した大和田順子さんからの依頼で
 『日本をロハスに変える30の方法』(大和田順子他著 講談社)へ寄稿したメッセージより