京風ロハス倶楽部    by ake

LOHASというコンテキストでつづる京の暮らしと情報

雨上がりの黒谷~吉田山を散策

2007年06月26日 | 京都もの
深窓氏が大学図書館に行くというので途中まで一緒して
岡崎~黒谷~吉田山~百万遍~銀閣寺まで歩いて来ました。
雨上がりのこの界隈は格好の散歩コース。
在宅日が多かったので体重が!!これでスッっきりできたかしら?

黒谷の蓮池  http://www.kurodani.jp/










         





秋には特に真如堂は紅葉で賑わいますが、緑カエデもいいものです。




会津墓地の動画は、こちらへ

晩秋のお茶会in 織部寺

2006年11月12日 | 京都もの
お煎茶は少しやっておりますが、茶道の方は門外漢なのです。
一応お茶をいただく事はできるものの、お点心や懐石はどなたかとご一緒であれば何とか参加できる程度です。

北山しぐれも時々という寒くなってきた晩秋の日曜日。
親友が顧問を務める職場の茶道部のお茶会が
茶人、古田織部の菩提寺@織部寺とも称される興聖寺(堀川寺ノ内)でありました。臨済宗の禅寺です。









主菓子は織部饅頭 






お茶席の奥には古田織部がまつられていました。
カメラを許されたのでショットしました。



11月は炉開きの月,そのお祝いの気持ちから紅白の椿を活けておられました。



織部流の流派の先生が会場におられたのでお稽古で使われているお茶室にご案内くださいました。

晩秋に相応しい板戸に描かれた絵。


親友の幸子さんと




屋上緑化

2006年08月21日 | 京都もの
京都府知事に答申を手渡してのち、担当の職員に尋ねてみた。
屋上緑化のことをテレビ報道で見て知ったのですが、いちど見て見たいと。

担当課に連絡して担当の職員が案内してくださった。
「暑いですよ!」「日傘も持ってますので」

この3月に完成した屋上緑地。
府民にも開放されています。
京都府の関連ページ

  
 




眼前に広がるグリーン。そして、京都市内が一望できる素晴らしい見晴らしに感動し、
何も暑いとは感じなかった。

風倒木を再利用して造られたベンチ



ただいまの気温と緑化効果の気温がひと目でわかります。





数年後には立派なグリーンのフェンスになっていることでしょう。




来年度より京都府地球温暖化対策条例に建築物等の緑化推進が盛り込まれる。

未緑化の府庁舎屋上




京都五山の送り火

2006年08月15日 | 京都もの
ここで解説しています。  京都市観光協会  

東山山麓のわが家は大文字山保存会の方々の在所である銀閣寺町が小学校区であるために
知り合いが多くことのほか馴染み深い年中行事なのです.

私たちは明日は孫娘のあーちゃんの2歳のお誕生日会をかねて、
鴨川ベリの河原で麦酒片手に3家族合同観賞会の予定です

ライブ中継をしたいものですが。。。
私のMacはノート型ではないので持ち出せません
銀閣寺の門前で護摩木をお供え


この護摩木を山にもって上がり、それらが送り火となってお精霊を送りします。


午後8時 如意ヶ岳大文字山の火床に点火



葵祭献茶式

2006年05月22日 | 京都もの
5年前からお稽古をさせていただいている小川流煎茶、小川後楽お家元が、毎年
下鴨神社で献茶式をお勤めになられるので、ご招待をいただき杉本会のお仲間とご一緒に朝から参列しました。


前日までは雨が降っていましたが、最高のお天気!いそいそと単衣の紋付に身を包んでお出かけ


楼門のあたりに大きな朴葉があって、ちょうどお祭りのこの時期に南の国の樹かしらと思える見事な花を咲かせておりました。茶道では大きな葉っぱは水差しの蓋に使うそうです。朴葉にくるんで味噌でお魚を焼く料理ホウバミソもありますね。

楼門ではお社中の師範さまがたが控えておられて、
本日の清々しい儀式の緊張感の中にも華やかさな印象。



斎王代が禊をされる御手洗川に掛かる小さな太鼓橋の朱が緑の中にひときわ映えます。




拝殿ではお家元が凛々しく、ご長男様を控えに前にすすまれ、


神様にお茶が献上されます。
神職もフタバアオイを冠にかざして、雅な古都千年のお祭りは、まことに美しいです。






杉本会の発起人で重鎮の美術プロデューサーの泰子さまが参列者を代表して、フタバアオイを身につけられ拝礼されました。




献茶式がおわると、2席のお煎茶席をいただきました。



煎茶のお干菓子は「薫風」
玉露席には、小川流の紋である「対極紋」の松のお皿と茶托。


国宝の建物でのお手前。お若い方の御髪にも緑が




お昼のお弁当は涼しいお席で下鴨茶寮のものでした。




気のおけない杉本会でのおつきあいのお仲間と佳き半日を過ごさせていただき、
お家元、師範様に感謝でございます。
お勤めのお疲れをどうぞお癒しの機会がおありになりますように


帰路の鴨川の河原には水遊びの家族連れでにぎわっていました。
遠方には大文字が見えておりますよ


チンチンバスがなくなる

2006年03月24日 | 京都もの
私がよく利用するバス路線にこのチンチンバスが走っています。ノートル(ノートルダム女学院の短縮)の生徒さんもよくこれを利用しています。観光の要所にだけ停車する急行なので、京都駅までいけるので便利。利用客が多い路線なので、1時間に4本運行されています。

しかし、このレトロ風の木のシートにつり革の、かつて京の町を走っていた日本最初の市電を模しているこのバスは14年も走っていて、老朽化したのでこの型のものは廃バスになるらしい。ちょっとさびしい。
この「100」系統にのれば、拙宅の近くまで乗り換えなしで京都駅からこれ一本@220円で来れますよ

京の職人さん宅のお雛さん

2006年03月21日 | 京都もの
お煎茶のお稽古に行くかせていただいている町家.杉本家へは四条西洞院のバス停から「厨子」という鉤状の路地を抜けて行くのが近道である。職人さんの家が軒を並べている中に、染み抜きをしていただいているSさんという着物クリニックがある。

おろし立ての小紋に小さなシミを発見、それにこの冬に何度着たかわからないほど着た道中着とともに持参。
そして、また今日も、ご主人が、「もしお時間があったら、上がってウチのお雛さんを見て行っておくれやす」と。そら~来た~!今回は少し時間があったので拝見してお話を聞かせていただいた


可愛い一刀彫りのミニ雛。台座は蛤の形。お雛様は乙姫様、そして、お魚さんの五人囃子。昔のものだからすべて手彫り。
奥さんを亡くされ、男ひとり暮らして数年になられる。癒されるので、すすんでお飾りしてますんや、と仰るご主人。品のいい京男さん。着物のお手入れの技能者として、京のおべべを影で支えて来た職人さんの日々の暮らしをお邪魔するたびにかいま見せていただいてます。





お参りグッズ 法然院

2006年03月19日 | 京都もの
ご住職からお参りグッズの紹介があった。
お線香や灯明用に重宝なマッチ!私はこれがほんとうに欲しかった。
ライターは味気ない。かといって、喫煙者用のお店のマッチは減っている@これはいいことだ。
既製品のマッチを購入するのも、それほどの量は不要。
これから、参詣のたびにいただいておこう!
ご住職にこれはいいとお礼をいっておいたことだった。

法然院



お彼岸 法然院へ

2006年03月19日 | 京都もの
寒い日曜日の今日、東山山麓の法然院お彼岸法要参詣.
昨日、深窓氏といっしょにお墓掃除はしておいたので、着物を着てひとりで出かける。

法然院は椿の名所でもあるのだが、今年は開花が遅く、
本堂に散華される25個の椿を揃えるのがやっとだったとか。

昨年からお参りのお連れが出来た。
うちのご近所で育たれたT大教授の元お嬢さん(笑)さん。
ある研究会でご一緒したIOセンセイが私の名刺をみて、「妻の実家はご近所でした」と。
その方が、元お嬢さんのハズバンドだったのだ。
以来、お互いに一人でお参り組(たいがいは夫婦、親子づれ)の私たちはすぐに仲良くなった


境内は寒く、本堂にはストーブが焚かれていた。善男善女に混じっての2時間の法要は、この歳になると、癒しの時となっている。
義母が健在の間は、一度として同行しなかった嫁だったが、見送ったあとは誰にいわれたわけでもないが、自らちゃんと彼女のあとを引き継いでいる。義母は決して私に嫁役割を強要はしなかったし、いけずもされなかったので、今私はすすんでお参りを楽しんでいる。
昔、長女が祖母に連れられて、お参りに連れて行ってもらっていた。このお盆にはジョージ君@5歳をともなってみようかしら?
ああ、私もお寺にお参りする善女なんだわ~



法然院ご住職の梶田さんは環境問題に積極的に取り組まれ、それ以外にもNPOとのコラボレーションや支援をされている。私もある先駆的なネット&アート系団体の支援者としてご一緒したこともあり、檀家の立場以外の顔がある。