京風ロハス倶楽部    by ake

LOHASというコンテキストでつづる京の暮らしと情報

「もったいない」候補に寄せて!

2006年07月04日 | 一般(1)
7月3日の全国A紙の大阪本社版と京都新聞は、
トップ記事で「滋賀県知事に嘉田氏が初当選 女性、全国5目人! 」を大きく伝えている


「琵琶湖の環境に取り組む研究者から政治家へ――嘉田由紀子氏は、大津市や近江八幡市、長浜市など都市部を中心に14市町で他候補の得票を上回った。環境団体のメンバーらが中心になって選挙運動を展開し、『もったいないを活(い)かす滋賀県政を』をテーマに財政再建や琵琶湖保全、子育て環境の充実を掲げ、新幹線新駅や県内のダムの凍結を強く訴えた。

選挙期間中、ひたすら『もったいない』と訴え続けた。それは琵琶湖研究のフィールドワークでお年寄りから聞かされた言葉で、財政難の中で新幹線新駅を建設することがいかに無駄か、また、琵琶湖が持つ自然の力や、子どもや若者の能力を生かし切れていない現状を表現するぴったりの言葉だと思った」という。

利権の絡むようなハコものはもう要らないと県民は現職知事にノン。
地域の活動を担っている女性たちが今回の選挙で特に頑張ったようだ。
大切なのは、私たちの暮らし!
それを最優先に考えるひとたちが、「もったいない」候補に1票を投じたのだ。

3期目を目指した無所属現職に約3万2000票の差をつけての当選だった。


民主党はここというところで、いつも失望させられる。
今回だってそう。嘉田さんを推薦していない。
推薦したのは、弱体化した社民!資金源がこの党から引き出せたとは思えないので勝利の源は市民派の支持者たちの手弁当の運動だろう.

失礼ながら私だって、琵琶湖を背に出馬表明した嘉田さんの記事を読んだとき、勇気はあるけど、とてもじゃないけど現職と互角に戦えるとさえ思わなかったのだから。

もう箱モノは要らん!それを争点にして、もったいないを訴えたことが勝利につながった

政治経験はなくとも,トップは権限があるのだからブレーンをしっかり固めて頑張って欲しい、
利権で上手い汁を吸うていた議員さんや関連事業体は今頃青くなっているだろう。
たぶんそういう利権に関係ないひとの市民派の票が功を奏したのだとしたら、
その波及効果を恐れて青くなっているひとは全国に伍萬といらっしゃることだろう。


http://kadayukiko.net/kada/




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (wistaria)
2006-07-07 23:17:28
 久しぶりにこちらにお邪魔させていいただいたら、滋賀県知事のことがありましたので、滋賀出身者として一言コメントさせていただきます。



 現在は滋賀在住ではないので、選挙権はなかったのですが、今、偶然職場が滋賀にありますので、かなり注目しておりました。

 私も前知事を抑えて女性知事が誕生するとは思っておりませんでしたのでびっくりしました。でも嘉田さんがスローガンにあげておられた『もったいない』は誰にでもわかりやすく、説得力があります。

 滋賀には琵琶湖があるだけに環境に対する関心も高いのでしょう。やっぱり琵琶湖にはきれいであってほしいです。



私は政治にはほとんど興味もないのですが、今滋賀県には新幹線新駅問題や注目すべき問題がありますので今度の知事には頑張ってほしいです。



 私も環境にやさしく、エアコンの温度やごみの減量などできるとこからしていきたいです。

 



返信する
Unknown (underwood)
2006-07-09 09:28:02
wistariaさま

こちらでは初めまして!

滋賀とご縁がおありになったのですね。



私も仕事や友人がいるのでよくおじゃまして琵琶湖の北、西 東と大概行っております。



もったいないスローガンに違わず、新知事には頑張ってもらいたいですね。
返信する